SONY FE 70-200mm F2.8 GM OSS II 海外リーク情報を考察

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ソニーEマウント新型レンズ「FE 20-200mm F2.8 GM OSSS II」のリーク情報が海外WEBサイトを中心に出回りはじめました。気になる情報を元に考察してみました。

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海外リーク情報

現在出回っている情報を抜粋しました。

●旧型よりもレンズ重量が約30%軽量化
●α1との組み合わせで新機能
●絞りリング付き
●2021年10月13日発表予定

リーク写真

2021年10月12日時点、4枚の写真が流出中です。詳細は「レンズ側面写真2枚、レンズ配置図、フォーカス駆動用モーターのイメージ図」の合計4点です。

レンズ側面写真

機能が恐縮された印象で塊感を感じさせるフォルムです。特筆すべきはピントリングの幅が短縮され、ズームリング手前に絞りリングが配置されました。絞りリングは、FE 100-400 F4.5-5.6 GM OSSの「ズーム操作感調整リング」が置き換えられたイメージです。

フォーカスホールドボタンや三脚座は、従来製品を踏襲します。

スイッチ類は合計6個

鏡筒左側面
●フォーカスモードスイッチ
フルタイムDMFスイッチ
●フォーカスレンジリミッター
●手ブレ補正スイッチ
●手ブレ補正モードスイッチ
●不明 追加情報「IRIS LOCKスイッチ」

鏡筒右側面
●絞りリングクリック切り替えスイッチ

フルタイムDMFスイッチが装着されました。AF-Cの状態でもボタン操作なしでマニュアルフォーカスできるのでとても便利です。

一番下側のスイッチは「LOCK」の文字が読み取れますが機能不明です。

追加 「IRIS LOCKスイッチ」が搭載されていますが、どのような機能になるのか楽しみです。

サイズ比較

新旧レンズの商品写真を合成しました。全長に大きな変更はありませんね。インナーズームが採用されていると思われます。フィルターサイズは、旧製品と同じ77mmの記載が確認できます。

サイズは旧製品を踏襲しながら、重量を大幅に軽減したようです。

レンズ構成図

新型 17枚
高高度非球面レンズ1枚、非球面レンズ1枚、ED非球面レンズ1枚、スーパーEDガラス2枚、EDガラス2枚
旧型 18群23枚
高高度非球面レンズ1枚、非球面レンズ2枚、EDガラス4枚、スーパーEDガラス2枚

レンズ枚数が23枚から17枚に削減されました。抜けが良くなることが期待できますね。

理想を言えば、FE 100-400 F4.5-5.6 GM OSSのような「非球面レンズなし」になると滑らかなボケが得られやすくて有利ですが、仕方ないですね。

蛍石は次世代モデルへの搭載を期待しましょう。

モーター配置図

XDリニアモーターをイメージする透視図がリークされています。一見2モーターに見えますが、FE135mm F1.8 GMは、XDリニアモーターを4基搭載しているので、同様の技術が搭載されている思われます。

旧型は、フォーカス時にレンズの大きい前群を移動する必要があり、大トルクを発生するリングドライブ超音波モーターが必要不可欠でした。旧型レンズは、GMレンズ初期の製品なので一眼レフ時代の技術で設計され、AF動作がギクシャクしたり緻密な制御で劣っています。

新型レンズにXDリニアモーター4基が搭載されれば、無音で高速なフォーカスが期待できそうです。

まとめ

フルタイムDMFが搭載されているのは間違いなさそうですね。しかし、フルタイムDMFはα1以外の機種でも動作します。「α1との組み合わせで新機能」が、どのような機能か気になります。

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