RAW現像の環境見直し 2021年12月5日 岐阜城と月【4】

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撮影日記

ここ最近、RAW現像は「Capture One」を使い、現像してきました。ところが! カメラをソニーα7RIVメインで撮影するようになってから、RAW現像ソフトでレタッチすると月のクレーターや輪郭に偽色が目立つようになってきました。

試しに過去に撮影したデータ(α9やα7III)を現像すると、解像度は劣りますが偽色が少なく上品な印象です。というわけで、ここ最近はRAW現像ソフトの「メーカーによる違い」を勉強すると違いや得手不得手があることに気づきました。

Photoshop CS6

▲歴代アドビコレクション

私のMacにインストールされたPhotoshopは「CS6」です。Phoroshop 5.5を新規購入して以後、バージョンアップしてきたもの。いわゆる箱売りされていた頃の最終バージョンです。

アドビ社のグラフィック系ソフトウエアは、CS6以降サブスクを導入して利用料を支払うスタイルに変更されました。毎年5万円支払うと仮定した場合、10年間で50万円の出費になります。超長期的にみるとデジタルカメラが1台購入できる金額です。

「固定費を増やしたくない」という理由でCS6を使い続けています。

DNGコンバーター

Photoshop CS6を使用していて何ら問題ありません。

不便な点を挙げるなら、Cmaera RAWはバージョンが古く最近のカメラのRAWデータを開くことができないこと。

しかし、DNGコンバーターというソフトウエアがあり、最新カメラのRAWファイルをDNGというファイルに変換すると、Photoshop CS6で認識できる裏技があります。

事件は突然起こります!!

アドビ社は無償提供していたDNGコンバーター単体の提供を終了し、Cmaera RAWに組み込まれることになりました。Cmaera RAW最新版はPhotoshop CS6にインストールできず、この裏技が使えなくなりました。

Lightroom Classic

という経緯があり「Photoshop Lightroom Classic」の導入を検討中です。

アドビ社のソフトウェアでRAW現像できる環境を確保しておきたいんですよね〜。

もちろん、高額な利用料を毎年支払うつもりはありません。WEBサイトで検索すると「Photoshop Lightroom Classic」の年間利用料は1万円ちょっと。これぐらいの金額なら仕方ないかな?

現状、所有いているカメラのRAW現像できれば十分。最終調整はPhotoshop CS6でおこなうつもりです。

個人的にLightroom Classicが優れていると思うところは、アンシャープマスクが高精細にかけられる点。いろいろなRAWソフトを所有していますが、シャープネス処理で高周波に強いのはLightroom Classic(=Cmaera RAW)なんです。Lightroom Classicは、仕上げ用のシャープネス専用ソフトとして活用できないかと企んでいるわけです。

岐阜城と月の現像に適したソフトは?

▲Capture One

岐阜城と月を撮影して現像する上で重要なのは「明暗差」をしっかり現像できること。月に露出を合わせると城が真っ黒、城に露出を合わせると月の露出が飛ぶようなシーンで「両方の露出を両立できること」が重要です。

露出は、Capture Oneが断然有利。簡単に両立できます。しかし、アンシャープマスクが大味な印象です。

▲シルキーピクス

シルキーピクスは、ノイズ処理が強力にかかる印象。明暗差にも対応でき城のホワイトバランスも正確ですが、月の色や質感がイマイチな印象です。

Camera RAWは中間的の印象です。

本気で現像するなら「マスク」を活用すべきですが、いまいちマスターしていないので一発で現像しています。

もう少し悩んでみます

というわけで・・・

もう少し悩んでみます。

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