【プロが選ぶ額縁】Kenkoアルミ額縁ギャラリーA3ノビで決まり!

撮影機材

写真展や自宅ギャラリーにぴったりな額縁をお探しなら、プロも愛用するKenkoのアルミ額縁「ギャラリー」がおすすめです。

A3ノビ対応モデルは、大判プリントの魅力をそのまま活かせる絶妙なサイズ感と、軽量で扱いやすい設計が特長で、多くのカメラマンから愛されるこだわりの逸品です。

この記事では、実際の使用感や選ばれる理由を徹底解説し、購入リンクもあわせてご紹介します!

DNPが扱っていたプロ御用達のアルミ額縁

出展:ケンコー・トキナー

Kenkoのアルミ額縁「ギャラリー」は、多くのプロ写真家やギャラリー関係者から「これ一択」と高く評価されているフォトフレームです。

その理由は、もともと大日本印刷(DNP)グループの子会社が扱っていた製品であり、厳しいプロの要求を満たす高品質にあります。

Kenkoはこの販売を継承し、さらに使いやすさとデザイン性を兼ね備えたことで、「ギャラリー」は写真展の定番モデルとして確固たる信頼を得ています。

DNP製額縁の歴史とプロ品質

出展:DNPフォトイメージングジャパン

大日本印刷(DNP)は、日本を代表する総合印刷会社であり、長年にわたり写真や印刷関連のプロ向け製品を手がけてきました。アルミ額縁「ギャラリー」は、かつてDNPグループの子会社が販売していたものをKenkoが受け継ぎ、継続販売している製品です。

そのため、プロの展示会で重視される「見栄えの良さ」を満たす高い品質基準で作られているのが大きな特徴です。

信頼の歴史があるからこそ、安心して作品を託せる額縁として選ばれ続けています。

写真展で選ばれ続ける理由

展示会や写真展の現場では、作品を引き立てるだけでなく、耐久性や扱いやすさも重要視されます。

Kenkoのアルミ額縁「ギャラリー」は、丈夫な細枠のアルミフレームと安全性の高い紫外線カットアクリル表面材を採用し、ガラスに比べて軽量かつ安全性を両立しています。

さらに、Vカットマット仕立てのフレームで余白にゆとりを持たせ、黒タイプの場合は黒で統一された「オールブラック仕様」で作品を一層引き立てます。

「これ一択」と言われる高品質と見栄えの良さ

Kenkoのアルミ額縁「ギャラリー」は、安価な製品と比べるとやや割高な印象を受けますが、プロユースながら手が届く価格帯も魅力のひとつです。

DNP由来の高品質をKenkoが継承しており、一般ユーザーでも購入しやすい価格で提供されています。これにより、プロだけでなく写真愛好家や初心者にも自信を持っておすすめできる製品となっています。

「迷ったらこれ」と言われる理由は、品質・使い勝手・価格の三拍子が揃っているからこそです。

DNP時代から一貫したデザインを継承

写真展で使用する額縁は「すべて同一製品で統一する」ことが重要です。

Kenkoのアルミ額縁「ギャラリー」は、DNP時代から表面デザインがまったく変更されていません。見えない部分のバックパネルには仕様変更がありますが、外観はDNP時代とKenko時代の製品を並べても違いが分からないほどです。

そのため、後から額縁を買い足してもデザインが揃うという大きなメリットがあります。

Kenkoアルミ額縁「ギャラリー」のサイズ&カラー展開

Kenkoのアルミ額縁「ギャラリー」のサイズは、L2サイズからA2サイズまで用意されています。

仕様表

ラインナップ 額縁外寸法 台紙外寸法 台紙窓抜き寸法 カラー
2L 199×249 196×246 105×155 ブラック
シルバー
ナチュラル
2Lスクエア 250×250 247×247 105×155
六切 325×376 322×373 181×231
四切 401×451 398×448 238×288
ワイド四切 410×516 407×513 238×350
半切 500×584 497×581 315×400
全紙 614×724 611×721 410×520
A4 369×456 366×453 200×287
A4スクエア 392×392 389×389 200×287
A3 500×584 497×581 277×400
A3ノビ 482×636 479×633 309×463
A2 614×724 611×721 400×574

アルミ枠色とマット紙色の組み合わせ

フレーム色 マット紙色
ブラック ブラックフレーム ブラックマット台紙
シルバー シルバーフレーム ホワイトマット台紙
ナチュラル(木目) ナチュラル(木目)フレーム ホワイトマット台紙

写真展なら「A3ノビ・ブラック」一択

数あるモデルの中でも、写真展用フォトフレームとして圧倒的な人気を誇るのが「A3ノビ・ブラック」です。

一般的なA3(297×420mm)よりひと回り大きいA3ノビ(329×483mm)は、写真がワンランク大きく見え、ワイドなVカットマット紙との相乗効果で抜群の見栄えを発揮します。

また、A3ノビは家庭用インクジェットプリンターで出力できる最大級のサイズであり、自宅で好みの色合いに調整しながら作品づくりを楽しめるのもメリットです。

見栄えの面では「A2サイズ」も魅力的ですが、印刷解像度を満たすには高画素撮影が必要となり、誰でも手軽に扱えるサイズではありません。

Kenkoアルミ額縁「ギャラリー」の特長

プロの写真家や展示会関係者に選ばれ続ける理由——それがKenkoのアルミ額縁「ギャラリー」シリーズには詰まっています。デザイン性だけでなく、使い勝手や安全性にも配慮された設計で、初めての方からベテランまで幅広く支持されています。

ここでは、4つの注目ポイントをご紹介します。

細くシンプルなアルミフレーム

作品鑑賞を妨げない、幅6mmの細くシンプルなアルミフレームを採用。奥行きは23mmで、適度な立体感を演出します。

厚手2mmのVカットマット

マットの厚みは2mm。窓抜きには奥行きを感じさせるVカットが施され、通常の1mm厚マットに比べ格調高い印象を与えます。

さらに、面積の広い「ワイドマット」仕様で作品の存在感を一層引き立てます。

UV軽減&軽量、高透明アクリル

表面材には、高透明かつ紫外線を軽減する高性能アクリルを採用。ガラスに比べて割れにくく、厚さ1.5mmの頑丈さを持ちながら軽量で、取り扱いが容易です。

Kenkoアルミ額縁「ギャラリー」のA3ノビをレビュー

写真をA3ノビサイズでプリントし、実際にKenkoアルミ額縁「ギャラリー」に入れてみました。届いた瞬間に感じた質感から、展示会での「映え感」、そして日常での扱いやすさまで、リアルな体験をレビューします。

「買ってよかった」と思えたポイントを、写真好きの目線で正直にお伝えします。

Kenkoアルミ額縁「ギャラリー」A3ノビをアマゾンで購入

ブログ管理人は、Kenkoアルミ額縁「ギャラリー」の中から、安心・安定の「A3ノビ・ブラック」をAmazonで購入しました。

開封

梱包は、段ボールの箱にシールが貼られた簡素なもの。

額縁は、組まれた状態で梱包されています。アクリル板には、保護シートが貼られています。

固定用の紐は、梱包材にテープで固定されています。捨ててしまわないように注意。

額装時に用意するもの

額装は、下記アイテムを用意すると、スムーズに作業できます。

用意するもの ハケ 手袋 ハサミ −ドライバー パーマセル など

額装でもっとも注意したいのは「指紋と埃」です。素手で作業すると、高確率でアクリルパネルに指紋が付きます。

また静電気で埃が付きやすいので、埃の少ない環境で作業することが、綺麗に仕上げるコツになります。

アクリルパネルはガラスと異なり表面に擦り傷が付きやすいです。表面を清掃するときは柔らかいウエスを使います。

プリントの注意点

プリントを額装する場合、プリントサイズより台紙窓抜き寸法が小さい場合が多く、写真の周辺が見切れます。

Kenkoアルミ額縁「ギャラリー」A3ノビの場合

プリント用紙サイズ 329×483mm
台紙窓抜き寸法 309×463mm

プリント用紙が台紙で見切れるサイズは、長編で−20mm、短編で−20mm。各辺10mm隠れる計算になります。プリント時には、各辺10mm見切れる前提で出力します。

※フチあり印刷しても、台紙で隠れるため問題ありません。

実際の写真をA3ノビで出力して額装してみた

ブログ管理人は、顔料系インクジェットプリンタ「CANON imagePROGRAF PRO-1000」を使い、作例をA3ノビサイズで出力しました。

Kenkoアルミ額縁「ギャラリー」の額装は、額縁の一辺(短辺の枠)を取り外し、横からスライドさせて組み立てるタイプです。まずは、用意したマイナスドライバーや硬貨を使ってフレームを分解します。

フレームの短辺の部品をスライドして取り外します。

次に、「バックボード・白い紙・Vカットマット紙・アクリル板」をセットでスライドして取り外します。

取り外した「バックボード・白い紙・Vカットマット紙・アクリル板」はこのような状態です。

上の写真は、インクジェットプリンタ「CANON imagePROGRAF PRO-1000」でA3ノビサイズに出力した岐阜城の写真です。

プリントした写真をVカットマット紙の裏面に載せ、「上辺のみ」をテープ(パーマセルテープなど)で固定します。4辺を固定するとプリント用紙が湿気で波打つ恐れがあるためです。

ブログ管理人は、アクリル板の反射を嫌うため、以下の順番で組み付けました。
「バックボード → アクリル板 → 白い紙 → 写真 → Vカットマット紙」
この順にすることで、写真とVカットマット紙が表面となり、アクリル板の反射を抑えられます。

ただし、プリントの耐光性や耐久性は若干低下します。

メーカー推奨は、以下の順番です。
「バックボード → 白い紙 → 写真 → Vカットマット紙 → アクリル板」
いわゆるアクリル板が表面に配置される方法です。

吊り紐の固定部分が上になるようにして、額縁の横からレールに沿ってスライドさせて額縁に収めます。

外したフレームをレールに沿って取り付け、ネジで固定します。

最後に吊り紐を結んで完成です。

額装した感想

第一印象は、フレームの細さと面積の広いブラックマットが作品を引き立ててくれる点です。A3ノビ以上のサイズ感に見える「映え」も抜群に良い印象を受けました。

通常のA3サイズの額縁と比較すると、存在感が劇的に異なります。

Kenkoアルミ額縁「ギャラリー」 購入時の注意点

Kenkoのアルミ額縁「ギャラリー」は完成度の高い製品ですが、購入前にいくつか注意すべきポイントがあります。サイズ表記の違いや付属品の有無、ショップごとの梱包対応など、事前に確認しておくことで後悔を防げます。

ここでは、失敗を防ぐための3つのポイントをご紹介します。

A3とA3ノビの違いに注意!

購入時に注意したいのが、「A3」と「A3ノビ」は別サイズであるという点です。

A3ノビ 329×483mm
A3 297×420mm

A3ノビは一般的なA3より一回り大きいため、「大きさに大差ないのでは?」と思いがちですが、上図のとおり実際のサイズ感は大きく異なります。

購入時にサイズ表記をよく確認しないと、うっかりA3用を買ってしまうケースがあります。手持ちのプリントサイズと額縁サイズを事前にしっかりチェックすることが大切です。

梱包がしっかりしているショップを選ぶのがコツ

額縁は薄くても「フレームが曲がる」「PET板が割れる」といった輸送中のトラブルが起きやすいアイテムです。

運送による製品破損に迅速に対応してくれるショップで購入すると、万が一のときも安心です。個人的には、サイズやカラーが限定されますが、Amazonからの購入をおすすめします。

また、カメラ量販店のポイント消費でKenkoアルミ額縁「ギャラリー」を購入するのも賢い方法と言えます。

まとめ

Kenkoのアルミ額縁「ギャラリー」A3ノビは、写真やアート作品を美しく引き立てる高品質なフレームです。マットなアルミ仕上げと軽量設計に加え、安心の日本製で、展示会から自宅インテリアまで幅広く対応します。

特にA3ノビサイズ対応が、作品の魅力を最大限に活かしたい方にとって大きなメリットです。実際に使ってみても、見た目・扱いやすさともに申し分なく、自信をもっておすすめできる製品です。

この記事を書いた人
ちゃんまさ

雑誌編集部勤務を経て、個人制作会社を設立。30年以上にわたり雑誌取材、企業案件、TV番組の撮影・ディレクションに従事。現在はカメラ・レタッチ・動画編集などの実務情報を発信中。
ソニーイメージングプロサポート(SIPS)会員/ニコンプロフェッショナルサービス(NPS)会員。
業務で実際に使用してきた機材をベースに、現場視点で信頼性あるレビューをお届けします。

ちゃんまさをフォローする
スポンサーリンク
シェアして頂けると励みになります!

コメント

タイトルとURLをコピーしました