ソニーストア|長期保証「ワイド&ベーシック」の違いを考察

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ソニーストア独自の保証サービス「長期保証【ベーシック】と【長期保証ワイド】」の保証内容や金額を調べてみました。

個人的には、カメラを購入して長期保証【3年ベーシック】が無償付与されるだけで十分です。

 

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長期保証ベーシックとワイドの違いは?

ソニーストアの長期保証は、【ベーシック】と【ワイド】に分類できます。

保証内容 保証期間 故障 破損 水ぬれ 水害 火災 落雷 紛失 盗難
長期保証
ベーシック
3年・5年 × × × × × × ×
長期保証
ワイド
3年・5年 × ×
▼ 保証内容

故障 通常の使い方をして自然に故障した場合。メーカー保証書による保証と同じ内容になります。

破損 カメラやレンズが落下して故障した場合など

水濡れ カメラやレンズを雨天で使って故障した場合や水没など

水害 カメラやレンズが洪水などで災害で水没た場合など

火災 カメラやレンズが家が火災にあってカメラが燃えた場合など

落雷 カメラやレンズが落雷により故障した場合など

紛失 カメラやレンズを置き忘れて無くした場合など

盗難 カメラやレンズが車上盗難などで被害にあったなど

長期保証【ベーシック】は、メーカー保証と同じ内容になります。過失による故障は納得できますが、自然故障に費用がかかるのは納得できませんので、無償で長期保証【3年ベーシック】が付帯するのは大きなメリットですよね。

長期保証【ワイド】は、紛失や盗難には対応していませんが、個人の過失にも対応していますので「うっかりミス」による破損に対応できます。

 

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保険金額と家電量販店の保証との違いは?

2020年5月時点で、ミラーレス一眼「α7III・ボディのみ」とコンデジ「RX100VII」の保険金額を調べてみました。

▼ α7III(ボディ) ソニーストアの保証金額

長期保証【ベーシック 3年 標準付属(無償) 5年 ¥12,000円+税
長期保証【ワイド 3年 ¥12,000円+税 5年 ¥23,000円+税

※長期保証【3年ベーシック】は無償付帯します。

▼ RX100VII ソニーストアの保証金額

長期保証【ベーシック 3年 標準付属(無償) 5年 ¥8,000円+税
長期保証【ワイド 3年 ¥8,000円+税 5年 ¥15,000円+税

※長期保証【3年ベーシック】は無償付帯します。

▼ 家電量販店などの保証内容

家電量販店Aの内容です。

保険年数 1年目 2年目 3年目 4年目 5年目
支払い上限額 100% 80% 40% 30% 20%

家電量販店の多くの保証は、1年目は購入金額の100%が保証されますが、経過するにつれて補償額が減少します。α7IIIを20万円で購入した場合、5年目の保証金額は最大4万円まで低下する点に注意が必要です。

修理費用は補うことができそうですが、全損の場合は「雀の涙」の金額になります。

▼ ソニーストアと家電量販店Aの保証額を検証

※α7IIIを20万円を購入して3年目に全損した場合

ソニーストア 長期保証【3年ベーシック】 保証されず
ソニーストア 長期保証【3年ワイド】 無償で修理または新品が保証
家電量販店A 20万円 × 3年目(40%)= 最大8万円

全損になるような事故は、ソニーストアの長期保証【ワイド】が有利です。

無償で付帯する長期保証【3年ベーシック】は、過失による事故には適用されません。

家電量販店Aの保証では最大8万円までしか保証されないので、追い金が必要です。

 

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どれを選ぶかはユーザー次第

個人的には、長期保証【3年ベーシック】が無償付帯するだけで十分です。

ソニーは家電メーカーなので修理代金が高額な傾向にあります。ニコンやキヤノンと同じ感覚で修理を依頼すると驚くかもしれません。長期保証【3年ベーシック】でも、運悪く自然故障した時のダメージを回避できますからね。

というわけで、使用する機会が少なく自分の過失が「仕方ない」と許せる人なら長期保証【3年ベーシック】(無償)で十分ではないでしょうか?

ガンガン使う人で予算があるなら長期保証【ワイド】がお勧めです。

▼ ソニーストアの保証は譲渡できない

ソニーストアの保証は、カメラなどを売却した時、新オーナーに引き継ぐことができないようです。個人的な経験ですが、家電の保証は継続(名義変更)できたこともあるので不利ですね。

この点だけはご注意ください!

最後までお読みいただきありがとうございます

 

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