【レビュー】Lexar CFexpress type A SILVERは必要?「必要です」

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SDカード

多くのソニーαユーザーが嘆く「CFexpress Type Aカード 高すぎる問題」ですが、2024年は一気に普及しそうな予感がします! SDXC UHS-II V90と同価格帯のCFexpress Type A製品がLexarから販売されたからです。

すでにサードパーティーからCFe認証のない製品が安価に販売されていますが、2024年に互換品を購入するのはリスクが大きいですよね。その点、LexarのCFexpress Type A製品はアソシエーション認証マーク付きでしかも安価。物欲センサーがビンビン反応します。

趣味の世界には「信頼性第一」を唱える純正至上主義の方がおられることは承知していますし、純正品を使っている人に「あの安いやつね〜」とマウントを取られたところで、写真が下手になるわけではありませんので気にすることはありません!

多くの人はサードパーティー製品でもアソシエーション認証を受けた製品なら及第点に収まる人も多いハズ。というわけで、気になる「Lexar Professional CFexpress Type A シルバー 160GB」を、セール時期に自腹購入しました。詳細をブログのレビュー記事としてまとめましたので、導入のきっかけになれば幸いです。

TEXT/PHOTO ちゃんまさ

まずは結論 Lexar CFexpress Type Aは十分使える!

私の結論 → 今後SDカードを購入することは無いと思いますよ

レキサープロフェッショナル CFexpress Type A シルバー 160GBは、α7R5とα7R4で正常動作しました。非圧縮RAW+JPEG同時記録に設定した状態で試写すると、私の運用方法ではバッファ詰まりすることなく使用できました。

Lexar Professional CFexpress Type A SILVER 160GBは、CFexpress Type A製品の中では廉価モデルです。高性能な製品はたくさんありますが、SDXC UHS-II V90と比較すると性能差は圧倒的です。

パソコンへの取り込みも高速ですが、転送速度が速すぎるが故、パソコンスペックによっては本来のポテンシャルが発揮できないという問題が生じることも体感しました。

SDXC UHS-II V90と同価格であれば、Lexar Professional CFexpress Type Aのコスパの高さが際立ちます。今後、SDカードを購入することは無いと思います。

性能は1番じゃないけど体感できる速さを実感
2024年はCFexpress Type A普及元年になると断言できます!

Lexar CFexpress Type A SILVERとは?

サードパーティー製CFexpress Type Aカードは、PERGEARが有名ですが、こちらは製品にアソシエーション認証マークの記載がなく、互換製品疑惑があります。

その点、Lexar Professional CFexpress Type A SILVERシリーズは、CFアソシエーションサイトで加盟企業として記載されているので安心です。

Lexarは、米Micronのメディア部門として発足しましたが、紆余曲折があり、現在は中国Longsys社にブランド利用権および商標が売却されています。技術は継承されていると思いますが、旧Lexarとは違う会社であることを知っておく必要があります。

Lexar Professional CFexpress Type A SILVERシリーズは、企業買収後に販売された製品なので、中国Longsys社で設計・開発された製品になります。

Lexar Professional CFexpress Type A SILVER 160GBのパッケージ裏側。

パッケージ裏側に台湾製の表記があります。

Lexar CFexpress Type A SILVER 開封

amazonでLexar Professional CFexpress Type A SILVER 160GBを自腹購入しました。製品構成はシンプルにCFexpress Type Aカード本体のみです。

▲ 梱包状態
本体は樹脂製のケースに収められています。

▲ 表面
Lexarらしいデザインを踏襲。CFexpress Type A認証マークが誇らしげに印刷されています。

▲ 裏面
本体裏側にも、台湾製と記載されています。

▲ 接点
Lexar Professional CFexpress Type A SILVER 160GBの接点。SDカード同様むき出しです。

▲ 大きさ比較
Lexar Professional CFexpress Type A SILVER 160GBと手持ちのLexar Professional SDXC UHS-II V60を比較。本体の大きさは、SDカードよりも小型です。ただし、CFexpress Type Aには、消去防止のロックがありません。

▲ 接点比較
Lexar Professional CFexpress Type A SILVER 160GBの接点は13本。SDXC UHS-II は17本です。

保証

Lexar日本法人(レキサージャパン)は中国Longsys社による買収後、登記は残っていますが事務所は閉鎖されているようです。amazon商品ページを確認すると、株式会社旭東トレーディングが扱う商品が正規品との記載があり、SILVERシリーズは10年保証が付帯するようです。

Lexar CFexpress Type A SILVERの仕様

規格 CFexpress 2.0
容量 320GB / 160GB
メモリータイプ qSLC
最大読み出し速度 800MB/s
最大書き込み速度 700MB/s
最低持続書き込み速度 600MB/s
VPG VPG200
備考 保証:10年(並行輸入の場合は適用外の可能性あり)生産国:台湾

Lexar Professional CFexpress Type A SILVERシリーズは、上位モデル「GOLDシリーズ」より価格を抑えた廉価モデルに位置付け。容量は320GBと160GBの2モデルあります。

SILVERシリーズは、最大書き込み速度700MB/s、最低持続書き込み速度600MB/sのポテンシャルを誇り、 SDXC UHS-II V90より2〜3倍近く高速です。

GOLDシリーズとの違いは、VPG(ビデオパフォーマンスグレード)がGOLDシリーズがVPG400に対してSILVERシリーズはVPG200になります。VPG400とVPG200の違いは、一般的に大容量データ書き込み時の発熱による速度低下が原因といわれています。映画レベルの4Kや8Kの高ビットレート動画の場合、書き込み速度の低下が録画停止に繋がる可能性がありますが、写真撮影で高速連写する場合は致命傷には至りませんので「VPG200だから・・・」と気にすることはありません。

SILVERシリーズで特筆すべきは、メモリータイプにqSLCが採用されていること。qSLCは通常最上位モデルに使用される高耐久&高価なメモリーだけにメリットがあります。

VPG200でも実用上問題なし

VPG200とは、動画撮影時の書き込み速度200MB/sを保証するものです。

ソニーαで8K動画収録する場合、VPG200の書き込み性能があれば問題なく撮影できます。SDXC UHS-II V90クラスの動画撮影時の書き込み速度保証は90MB/sなので、VPG200は2倍以上の余裕があることになります。

Lexar CFexpress Type A SILVERをα7R5で検証

非圧縮RAW+JPEG同時記録に設定し、連写モードHi+で連写しました。

バッファが詰まるまで連写できる枚数

バッファが詰まるまでの連写枚数
Lexar Professional CFexpress Type A SILVER 非圧縮RAW+JPEG同時記録 320枚
※カード表面温度35度
SDXC UHS-II V90 非圧縮RAW+JPEG同時記録 52枚
SDXC UHS-II V60 非圧縮RAW+JPEG同時記録 43枚
SDXC UHS-I V30 非圧縮RAW+JPEG同時記録 39枚

バッファフルから解放されるまでの時間

バッファフルから解放されるまでの時間
Lexar Professional CFexpress Type A SILVER 約9.5秒
SDXC UHS-II V90 約23秒
SDXC UHS-II V60 約42秒
SDXC UHS-I V30 約1分26秒

カメラ内フォーマットの時間

フォーマット時間
Lexar Professional CFexpress Type A SILVER 1秒以内
SDXC UHS-II V90 約2.5秒
SDXC UHS-II V60 約2.5秒
SDXC UHS-I V30 約3.5秒

Lexar CFexpress Type A SILVERの実測値

カードリーダーはTREBLEET製を使用

カードリーダーは、TREBLEET製を購入。USB3.2 Gen2による最大転送速度10Gbpsに対応します。

Mac mini Thunderbolt 3(USB3.2 Gen2)接続

Mac mini 2018に、TREBLEET製カードリーダー(USB3.2 Gen2)を経由でThunderbolt 3ポートに接続し、Blackmagic Disk Speed Testで速度計測しました。USB-C接続になるので最大速度は10Gbpsになります。

実測値 読み出し速度:744MB/s前後 書き込み速度:最高695MB/s前後
Thunderbolt 3ポートを利用しましたが、USB3.2 Gen2として動作します。公称値に近いスペックを発揮しました。

Mac mini USB3.2 Gen1(TypeA)接続

Mac mini 2018に、TREBLEET製カードリーダー(USB3.2 Gen2)経由でUSB3.2 Gen1接続し、Blackmagic Disk Speed Testで速度計測しました。USB Type-A接続なので、最大速度は5Gbpsになります。

実測値 読み出し速度:399MB/s前後 書き込み速度:最高419MB/s前後
USB3.2 Gen1(Type-A)接続は5Gbpsになるため、CFexpress Type A本来のポテンシャルを発揮できません。自作Windows機より速度は遅くなりました。

Windows USB3.2 Gen1(Type-A)接続

自作のWindows機に、TREBLEET製カードリーダー(USB3.0 Gen2)経由でUSB3.2 Gen1接続し、CrystalDiskMarkで速度計測しました。USB Type-A接続なので、最大速度は5Gbpsになります。

実測値 読み出し速度:461MB/s前後 書き込み速度:最高456MB/s前後

USB3.2 Gen1接続の場合、読み書きともMacより高速に動作しました。私のWindows機は、USB3.2 Gen2やThunderboltポートがないので、CFexpress Type A本来のポテンシャルを発揮できません。

CFexpress Type Aの注意点

カメラの書き込み時

▶︎ CFexpress Type A対応したカメラが必要

カメラ本体がCFexpress Type Aに対応していれば、導入に関して特に問題ありません。

パソコンへのバックアップ(コピー)時

▶︎ CFexpress Type A対応したカメラが必要
▶︎ CFexpress Type Aカードリーダーが必要
▶︎ パソコンにThunderboltポートやUSB3.2 Gen2以上のポートが必要
▶︎ パソコンまたはバックアップメディアにSSDが必要

上記4点を全て満たさないとCFexpress Type A本来の性能が引き出せず「過剰スペック」になります。また、パソコンに接続したHDDにデータをコピーする場合も、本来の速度が発揮できません。

まとめ

Lexar Professional CFexpress Type A SILVER 160GBは、過剰スペックを追い求めず、現実的な速さをリーズナブルに入手したい人にオススメの製品です。

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