【独自検証】PureRAW 4が快適動作するPCスペック&オススメPCはコレ! 

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Mac

Text/Photo:ちゃんまさ

DxO PureRAW 4は、デジタルカメラで撮影したRAWデータに独自の品質改良を施し、フォトレタッチの品質を飛躍的に高めてくれるソフトウェアです。とくに、AIを活用した高感度ノイズ除去には定評があり、夜景撮影や星景写真をはじめ、高感度を多用する野鳥ユーザーが愛用中です。

その反面「DeepPRIME XD2は処理が重い」という不満の声をよく耳にします。そこで、管理人のちゃんまさが検証用パソコンを用意し、PCスペックと処理時間の関係性を独自検証。DeepPRIMEやDeepPRIME XD2が軽快に動作するパソコンスペックを調査しました。

検証で得られたデータを元に、パソコン買い替えを検討中の人が悩む「どこで買えばいいの?」「どんなPCを買えばいいの?」を疑問を解決し、コスパ重視の選び方やおすすめ推奨パソコンを紹介します。興味がある人は、最後までチェックしてくださいね。

DxO PureRAW 4とは

DxO PureRAW 4は、RAW形式で撮影した写真データのノイズ除去やレンズ由来のボケや歪みを取り除き、RAW現像時の写真品質を高めてくれるソフトウェアです。

販売は、同社公式ウェブショップ「DxO SHOP」のみでダウンロード販売のみ。大型家電量販店やアマゾン等でパッケージ販売はおこなわれていません。

購入にはクレジットカード登録用メールアドレスが必須です。

DxO PureRAW 4を購入する ▶︎  DxO公式ショップ

DxO PureRAW 4 新規購入価格 ¥15,900
DxO PureRAW 4 アップグレード価格
※バージョン2&3所有者が対象(バージョン1は対象外)
¥9,900

対応OSは、Mac OS用とWindows用の設定があり、1ライセンスでクロスライセンスとして使用できます。

最大2台のパソコンにインストールできますが、同時使用はできません。パソコンを買い換えた場合、古いパソコンのライセンスを無効化し、新しいパソコンを再認証すれば使用できるようになります。

※ライセンス認証は、インターネット回線が必須です。

DxO PureRAW 4の書き出し時間が遅い原因

  • GPU処理を選択できない

DxO PureRAW 4を快適に扱う要素は、お使いのパソコンにDxOサポート対象のGPUが搭載されていることが重要です。パソコンに最新GPUが搭載されていれば快適に動作しますが、5年以上古い廉価パソコンの場合、GPUが搭載されていてもDxOサポート対象外だとソフトウェアによって自動的に無効化されるため、快適動作は望めません。

パソコン市場は変化が早く、数年前に家電量販店で購入したパソコンでは、DxO PureRAW 4を快適に扱うのは困難な状況です。

パソコンにシステム要件を満たすGPUが搭載されていないことが最大要因

DxO PureRAW 4 の快適度診断

DxO PureRAW 4のDeepPRIME XD2で処理時間を計測し、作業快適度を診断します。

  • 処理時間が10分以上 → ストレスMAX PC買い替え必至!
  • 処理時間が5分以上 → PC買い替え予備軍?
  • 処理時間が1分以内 → 快適
  • 処理時間が30秒以内 → 神の領域

2000万画素のRAWデータなら楽々クリアできると思いますが、6000万画素になると一気にハードルが高くなります。しかし、DxO PureRAW 4に最適なパソコンを選択すれば、15万円程度の製品であっても驚くほど高速に処理できます。

DxO PureRAW 4 のシステム要件

DxO PureRAW 4 ※2024年4月現在
最小 推奨
CPU Intel または AMD
4コア
Intel Core または AMD Ryzen
8コア
OS Windows 10 21H または 11 Windows 10 21H または 11
システムメモリ 8GB 16GB
グラフィックス Nvidia RTX 4GB VRAM
Nvidia GTX 8GB VRAM
AMD Radeon RX6### 4GB VRAM
Intel ARC 8GB VRAM
NVIDIA RTX2080
AMD Radeon RX 6700
最新ドライバ
ディスク 4GBの空き領域があるハードディスク 6GBの空き領域があるハードディスク

※メーカー公式ページで公開されたPureRAW 4のシステム要件(※Windows)

最低システム要件は、ハードルが低くグラフィックスボードも10年前のもので動きそうな印象ですが、実際は、この最小スペックの仕様では快適動作は望めません。

DxO PureRAW 4の推奨スペックは、8コアCPU&RTX2080という「かなりハードルの高いスペック」です。8コアCPU&RTX2080を搭載したパソコンは、家電量販店の店頭に並ばないような上級スペックなのです。

DeepPRIME XD2 の書き出し時間を独自検証

私が業務用途で使用中のクリエイティブPCスペック

CPU AMD Ryzen 7 5800X
マザーボード ASRock B550M Steel Legend
グラフィックスボード NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti VRAM12GB
ストレージ NVNe Gen3 M.2 SSD
メモリ DDR4 3200MHz 32GB
電源 SF750 750W 80PLUS PLATINUM認証

※NVIDIA Studio Driverを使用

CPUは、AMD2世代前のミドルハイですが、8コア16スレットで動作するため DxO PureRAW 4のシステム推奨スペックに適合します。GPUは、比較的新しく高性能なRTX 4070Tiを選択しました。

検証1 AMD Ryzen 7 5800X + GTX 1660 SUPER

SONY α7RV(6100万画素)、NIKON D850(4500万画素)、EOS1DX MarkIII(2010万画素)のRAWデータを用意。DeepPRIMEとDeepPRIME XD2で画像処理し、DNG出力した時の書き出し時間を計測しました。

GALAKURO GAMING NVIDIA GEFORCE GTX 1660 Super

▶︎▶︎ GTX 1660 SUPERを装着するとCPU処理より書き出し時間が最大6倍高速

GTX 1660
SUPER
SONY α7RIV
6100万画素RAW
NIKON D850
4500万画素RAW
CANON EOS1DX MarkIII
2010万画素RAW
GPU処理 CPU処理 GPU処理 CPU処理 GPU処理 CPU処理
DeepPRIME 17.95秒 1分12秒
前後
15.81秒 56秒
前後
7.04秒 24秒
前後
DeepPRIME XD2 36.36秒 4分06秒
前後
31.23秒 3分07秒
前後
13.99秒 1分25秒
前後

※検証実施:2024年4月

グラフィックスボードを実売3万円前後のGTX 1660 SUPERを搭載し、書き出し時間を計測しました。

DeepPRIMEとDeepPRIME XD2の書き出し時間時間は、CPU処理より4〜6倍近く高速化しました。DxO PureRAW 4は、CPU性能により処理速度を高速化するのは費用対効果が得られず、GPUにコストを投入するのが正解と言えそうです。

GTX 1660 SUPERのポテンシャルはそれほど高くありませんが、画素数が少なければ及第点に収まる人も多いはずです。しかし、基本設計が古いため、今から新規購入するのは推奨できません。

検証2 AMD Ryzen 7 5800X + RTX 3060

PALIT NVIDIA GEFORCE RTX 3060 Dual

▶︎▶︎ RTX 3060装着で書き出し時間を大幅短縮

GTX 3060 SONY α7RIV
6100万画素RAW
NIKON D850
4500万画素RAW
CANON EOS1DX MarkIII
2010万画素RAW
GPU処理 CPU処理 GPU処理 CPU処理 GPU処理 CPU処理
DeepPRIME 8.58秒 1分12秒
前後
9.14秒 56秒
前後
3.94秒 24秒
前後
DeepPRIME XD2 17.88秒 4分06秒
前後
15.24秒 3分07秒
前後
7.69秒 1分25秒
前後

※検証実施:2024年4月

グラフィックスボートを実売4万円前後のRTX 3060に換装し、書き出し時間を計測しました。

DeepPRIMEとDeepPRIME XD2の書き出し時間は、CPU処理より9〜14倍近く高速化しました。また、GTX 1660 SUPERより50%近く速くなりました。2400画素クラスのRAWデータ処理に最適なグラフィックボードといえそうです。

価格はGTX 1660 SUPERのプラス1万円程度なので、新規購入するならRTX 3060を選びたいところ。最新型を望む人は、RTX 4060も有力候補に挙げられます。

検証3 AMD Ryzen 7 5800X + RTX 4070Ti

PNY GeForce RTX 4070 Ti

▶︎▶︎ 6000万画素クラスの書き出しで本領発揮

GTX 4070Ti SONY α7RIV
6100万画素RAW
NIKON D850
4500万画素RAW
CANON EOS1DX MarkIII
2010万画素RAW
GPU処理 CPU処理 GPU処理 CPU処理 GPU処理 CPU処理
DeepPRIME 7.36秒 1分12秒
前後
7.87秒 56秒
前後
3.61秒 24秒
前後
DeepPRIME XD2 9.84秒 4分06秒
前後
10.36秒 3分07秒
前後
4.49秒 1分25秒
前後

※検証実施:2024年4月

グラフィックスボートを実売12万円前後のRTX 4070Tiに換装し、書き出し時間を計測しました。

DeepPRIMEとDeepPRIME XD2で書き出し時間に違いが現れました。ここまでGPU性能を強化すれば書き出し時間も順当に速くなりましたが、DeepPRIMEの書き出し時間はRTX 3060と比べて15%程度の伸びに収まりました。いっぽう、DeepPRIME XD2の書き出し時間は、RTX 3060と比べて45%程度ほど高速化できたので、重いデータを処理する上でグラフィックスカードの強化は有効です。

反面、2400万画素クラスのユーザーは過剰投資の疑いもあり、RTX 3060クラスのグラボで満足できるかもしれません。

旧バージョンと速度比較

DxO PureRAW 4は、バージョンアップで処理方法が見直され、旧DxO PureRAW 3(写真上)より書き出し時間が大幅に短縮されました。

GTX 4070Ti SONY α7RIV
6100万画素RAW
NIKON D850
4500万画素RAW
CANON EOS1DX MarkIII
2010万画素RAW
Ver4 Ver3 Ver4 Ver3 Ver4 Ver3
DeepPRIME 7.36秒 ←15秒38 7.87秒 ←13秒32 3.61秒 ←5秒35
DeepPRIME XD2
※Ver3はXD
9.84秒 ←18秒39 10.36秒 ←16秒14 4.49秒 ←6秒79

※検証実施:2024年4月

画像サイズが巨大な6100万画素の場合、バージョン4にアップデートすることで50%近く高速化できることが判明しました。ただし、画素数が少ない場合は30%前後の速度向上に止まることもあります。

Adobe AIノイズ除去と速度比較

ノイズ除去に定評があるAdobe AIノイズ除去とDxO PureRAW 4の処理時間を比較しました。

SONY α7RIV
6100万画素RAW
NIKON D850
4500万画素RAW
CANON EOS1DX MarkIII
2010万画素RAW
DeepPRIME XD2 Adobe
AIノイズ除去
※Photoshop
DeepPRIME XD2 Adobe
AIノイズ除去
※Photoshop
DeepPRIME XD2 Adobe
AIノイズ除去
※Photoshop
9.84秒 ←14秒48 10.36秒 ←11秒93 4.49秒 ←5秒65

※検証実施:2024年4月

ソフトウェアとRAWデータの相性がありまずが、全般的にノイズ除去の処理時間はAdobe AIノイズ除去よりDxO PureRAW 4の方が高速でした。傾向としては、画素数が大きいほど差が大きく、2400万画素クラスは差が小さくなるようです。

パソコン選びで優先すべき項目

 DxO PureRAW 4のPC依存度 ※AI処理を重視
・CPUの重要度 ★★★☆☆
・グラフィックボードの重要度 ★★★★★
・メモリの重要度 ★★★★☆
・SSDの重要度 ★★★☆☆

DxO PureRAW 4に搭載される「DeepPRIMEとDeepPRIME XD2」は、GPUとCPUのどちらでも処理できますが、高性能グラフィックスカードを搭載してGPU処理する運用方法がもっとも効率よく書き出し時間を短縮できます。

独自検証の結果、NVIDIA GeForce GTX 1660 SUPER以上のグラフィックスボードを搭載すれば、そこそこ高速に変換処理できることが判明しました。

DxO PureRAW 4でGPU処理を選択する場合、CPUはほぼ使用しないため、2世代前の6コア12スレット以上の性能があれば十分です。CPUに過剰投資せず、浮いた予算をグラフィックスボードの購入に投入するのが賢い運用になります。

メモリは、6100万画素のデータを扱う時、DeepPRIME処理時に12GBを消費するため8GBでは完全な役不足で、最低でも16GB欲しいところ。プラグインでRAW現像ソフトにエクスポートするなら32GBを搭載しても決して無駄にはなりません。

SSDは、M.2 MVMe Gen3以上の性能があれば問題ないでしょう。

費用対効果

優先順位:グラフィックスボード  メモリ  CPU  SSD

推奨グラフィックスボード: RTX 3060 VRAM 8GB以上

結論
▶︎ CPU性能は6コア以上のミドルクラスで十分
▶︎ RTX3060以上のグラボを搭載すればDeepPRIME XD2の変換時間が高速化できる
▶︎ CPU内蔵GPUはDeepPRIME XD2の処理には性能不足
▶︎ メモリは単独起動時に16GB、プラグイン併用時は32GB欲しい

DxO PureRAW が軽快に動作する推奨CPスペック

  • CPU:Intel Core i5 または Ryzen 5以上
  • グラフィックスボード:NVIDIA GeForce RTX 3060以上
  • SSD:500GB 以上
  • メモリ:16GB RAM 以上

上記条件を満たすパソコンは、ゲーミングPCやクリエイターPCが該当しますが、家電量販店では扱われない製品になります。パソコンの購入は「BTOパソコン」と呼ばれる、カスタムオーダーに対応したブランドから購入するのが確実です。

BTOパソコンのブランド

メーカー系 → マウスコンピューターなど
ショップ系 → ツクモなど

ちゃんまさ監修 おすすめクリエーターPC

DxO PureRAWやRAW現像ソフトを相性と相性の良いパソコンを、独自の検証結果を元に厳選しました。買うべきハイコスパなBTOパソコンはコレです!

RAW現像&写真編集に最適な基本モデル

Ryzen 7 5700X × GeForce RTX 3060

メーカー ツクモBTOパソコン
G-GEARシリーズ
OS Windows 11 Home
CPU AMD Ryzen 7 5700X
メモリ 16GB (8GB×2)
グラフィックボード GeForce RTX 3060
12GB VRAM
ストレージ 1TB (NVMe)
価格 147,100円(税込)〜

ツクモ販売ページ▶︎ G-GEAR GA5A-D230/B
※標準構成 Ryzen 7 5700X × GeForce RTX 4060Ti 8GBの「カスタム・お見積」ボタンから選択

メリット デメリット
・8コアのRyzen 7 5700X搭載
・RTX 3060 12GB VRAM搭載
・背面USB 3.2 Gen2 10G Type-A・Cポートあり
・MSI製B550-A PROマザーボード採用
・750W電源 80PLUS GOLD認証
・ケースデザインが保守的
・CPUクーラーを強化したい

DxO PureRAW 4はもちろん、Photoshop、LightRoom ClassicからHD動画編集まで不満なく作業できます。マザーボードはMSI製B550-A PRO(ATXサイズ)、電源は750W 80PLUS GOLD認証を採用します。

▶︎おすすめカスタム
メモリ32GB換装 +12,100円
ID-COOLING製CPUクーラー(SE-224-XTS/静音FAN)+5,500円
CoolerMaster製CPUクーラー(RR-2V2E18KP-R2/静音FAN)+8,800円

▶︎アドバイス
標準搭載のCPUクーラーはお世辞にも高性能とは言えません。オプションのID-COOLING製CPUクーラーまたはCoolerMaster製CPUクーラーを選択すると、静音性と高負荷時のクロック低下を抑えることができます。CPUクーラーは後から交換しづらい部品なので、メモリ32GB換装より優先度は高くなります。

簡易水冷搭載モデル

Ryzen 7 5700X × GeForce RTX 4060ti

メーカー マウスコンピューター
NEXTGEARシリーズ
OS Windows 11 Home
CPU AMD Ryzen 7 5700X
メモリ 16GB (8GB×2)
グラフィックボード GeForce RTX 4060ti
8GB VRAM
ストレージ 1TB (NVMe)
価格 169,800円(税込)〜

マウスコンピューター販売ページ▶︎ NEXTGEAR JG-A7G6T

メリット デメリット
・8コア16スレットのRyzen 7 5700X搭載
・RTX 4060ti 8GB VRAM搭載
・背面USB 3.2 Gen2 10G Type-A・Cポートあり
・B550チップセットマザーボード
・240mm水冷CPUクーラー標準装備
・3年間センドバック修理保証
・ケースファン4個搭載(簡易水冷用の2個含む)
・電源クラスがBRONZE認証

DxO PureRAW4はもちろん、Photoshop、LightRoom ClassicからHD動画編集まで不満なく作業できます。マザーボードはB550チップセット搭載のマザーボード、電源は750W 80PLUS BRONZE認証を採用します。

注目すべきは、CPUクーラーに240mm簡易水冷を標準搭載する点が魅力的です。また、期間限定でSSDが高速なGen4×4に無償アップグレード中です!

▶︎おすすめカスタム
メモリ32GB換装 +15,400円
750W電源 80PLUS GOLD認証換装 +3,300円

▶︎アドバイス
長時間作業する人は、電気変換効率の高い750W 80PLUS GOLD認証換装がオススメ。弱点の少ないBTOパソコンです。

RAW現像以外に動画編集も快適に作業したい

Ryzen 7 5700X × GeForce RTX 4070

メーカー ツクモBTOパソコン
G-GEARシリーズ
OS Windows 11 Home
CPU AMD Ryzen 7 5700X
メモリ 16GB (8GB×2)
グラフィックボード GeForce RTX 4070
12GB VRAM
ストレージ 1TB (NVMe)
価格 202,100円(税込)〜

ツクモ販売ページ▶︎ G-GEAR GA5A-D230/B

メリット デメリット
・8コアのRyzen 7 5700X搭載
・RTX 4070 12GB VRAM搭載
・背面USB 3.2 Gen2 10G(Type-A/C)
・MSI製B550-A PRO採用
・750W電源 80PLUS GOLD認証
・ケースデザインが保守的
・CPUクーラーを強化したい

DxO PureRAW 4はもちろん、Photoshop、LightRoom ClassicからHD動画編集まで不満なく作業できます。グラフィックスカードをRTX4070に強化することで、AI系エフェクトの高速処理やGPUを活用した高速書き出しに対応します。マザーボードはB550-A PRO、電源は750W 80PLUS GOLD認証を採用します。

▶︎おすすめカスタム
メモリ32GB換装 +12,100円
ID-COOLING製CPUクーラー(SE-224-XTS/静音FAN)+5,500円
CoolerMaster製CPUクーラー(RR-2V2E18KP-R2/静音FAN)+8,800円

▶︎アドバイス
標準搭載のCPUクーラーはお世辞にも高性能とは言えません。オプションのID-COOLING製CPUクーラーまたはCoolerMaster製CPUクーラーを選択すると、静音性と高負荷時のクロック低下を抑えることができます。CPUクーラーは後から交換しづらい部品なので、メモリ32GB換装より優先度は高くなります。

PureRAW 4のよくある質問

普通のPCとクリエーター&ゲーミングPCの違いは?

家電量販店で売っている「普通のPC」とクリエーターPCやゲーミングPCは、グラフィックス性能が違います。普通の事務用PCでもDxO PureRAW 4は動作しますが、話題のDeepPRIMEやDeepPRIME XD2の処理に膨大な時間がかります。DxO PureRAW 4に最適なパソコンを購入することで、事務用PCで15分以上かかる処理が数秒で完了します。

いわゆる高性能なグラフィックスボードの有無が決定的な違いです。専用のグラフィックスボードを搭載することで、動画編集、AI画像生成などクリエイディブな作業が快適におこなえます。

CPUメーカーと構成は?

インテル:Core i9 > Core i7 > Core i5 > Core i3
AMD: Ryzen 9 > Ryzen 7 > Ryzen 5 > Ryzen 3

数字が大きくなるほど高性能ですが「価格・消費電力・発熱量」が大きくなります。

インテルならCore i5以上、AMDならRyzen 5以上のCPUを選択すれば問題ありません。Core i3の13世代は高性能ですが、メーカー推奨のシステム要件で8コア以上が推奨されているので、候補から外した方が無難です。

CPU内蔵グラフィックスでも快適に動作する?

快適に作業するならグラフィックスボード必須。CPU内蔵GPUでも処理できますが、単独のグラフィックスボードの性能に及ばないのが現状です。

CPUとグラフィックボード どっちを重視すべき?

DxO PureRAW 4の処理時間は、グラフィックスボード性能が処理時間を左右します。予算が許す限り、GeForce RTX 3060以上の導入を推奨します。

デスクトップとノート どっちがおすすめ?

デスクトップPCは、後からパーツ交換できるメリットがあります。数年後に性能不足を感じた時、GPUやCPUをアップグレードして延命策が計れます。モニター選択自由度が高い点も、デスクトップPCのメリットが大きくなります。

ノートPCは、CPU、グラフィックスボード、メモリがマザーボードにハンダ付けされた製品が多く、物理的にパーツ交換ができません。また、モニター性能が劣悪な場合、正確な色を表示できない別の問題と直面します。

デスクトップPCは周辺機器が別途必要!?

デスクトップPCは、一般的に「モニター、キーボード、マウス」は別売りです。すでにデスクトップPCを運用中で、PC本体だけを買い換える場合は周辺機器を流用できますが、新規購入する場合「+α」の予算が必要です。

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