リモートリレーズで手ブレ撲滅! 種類・機能・使い方を解説

アクセサリー

三脚を使った写真撮影に慣れてくるとシャッターボタンを指で押すのが億劫になってきませんか? 手ブレを抑えるために三脚を使っているのに手ブレ確実なのだから本末転倒。そのような時、絶大の効果を発揮するのがリモートリレーズ。低価格なのに確実に手ブレを防いでくれる頼もしいアクセサリーです。まだ、リモートリレーズをお持ちでない人のために、リモートリレーズのタイプ、機能、使い方をはじめ、私が現在愛用中の製品をわかりやすく紹介します。

結論を先に申し上げると、今回私の購入した製品は2,199円で購入(アマゾン)しました。購入後の感想は、とても満足しています。

スポンサーリンク

リモートリレーズ撮影とは?

写真は本来、カメラ本体のシャッターボタンを押して写真を撮影するものですよね。リレーズ撮影とは、カメラ本体のシャッターボタンに触れることなく、手元スイッチを押して写真撮影するスタイルのことを指します。おもに三脚利用時のスローシャッターで用います。

ブレない三脚撮影に必須

夜間撮影といえば、カメラを三脚に固定して撮影することになりますよね。ところが、シャッターボタンを指で押すとカメラに振動が伝わり、写真がブレます。対処法としてセルフタイマーを活用する方法もありますが、望遠レンズだと振動が残りブレが生じたり、シャッターチャンスに対応できません。デメリットも多く、万能ではありません。

そのような時、リモートリレーズをカメラバッグに忍ばせておくと、スロー撮影時にカメラに振動を与えずブレを抑えることができます。狙ったタイミングでシャッターが切れるので、セルフタイマーを活用するより俊敏かつ正確に写真撮影できるメリットがあります。

スポンサーリンク

撮影に適した被写体は?

本領を発揮する撮影シーンは、夜景、花火、ホタル、星景写真など。三脚を利用した長秒露光時に欠かせないアイテムといえます。

▲岐阜城と月
840mmから1200mmで撮影する時のシャッタースピードは1/15秒以下。三脚に固定してもわずかな振動でブレが生じるためリモートレリーズが必須。

▲花筏
池に落ちた桜の花びらに動きを与えるため90秒のシャッタースピードで撮影。カメラ本体では30秒が限界のため、リモートリレーズの搭載される長時間露光機能を90秒に設定してバルブ撮影しました。

種類と機能

リモートリレーズは、有線タイプと無線タイプがあります。シャッターを切るだけの単一機能のものから、バルブ撮影時の長秒設定やタイムラプスに対応した製品まで多種多様。用途や予算に応じて最適な製品を選りすぐることになります。

有線or無線

有線タイプ
有線(ケーブル)タイプは、リモートリレーズとカメラ本体をケーブルを通じて接続し、シャッターを制御するタイプを指します。
メリットは、低価格で製品が購入できる点があげられます。デメリットはケーブルの長さにより活動範囲が制限されること。コネクター形状に統一性がなく、同一メーカーのカメラであっても、コネクター形状に合致する製品をカメラごとに用意する必要があります。また、ケーブルを利用するので、乱暴に扱うとカプラー部分の接触不良や断線などの可能性が避けられません。

無線タイプ無線タイプは、赤外線やBluetoothなどを利用し、遠隔操作でシャッターを制御するタイプを指します。最近では、スマホアプリから制御できる製品もあります。
メリットは、冬場などコントローラーをポケットの中に入れた状態でボタン操作してもシャッターが切れること。活動範囲が広がりますので使い勝手は良好です。デメリットは、カメラ本体と送信機が常時交信しているため、電池の消耗が早くなります。また、遠隔操作の場合、確実にシャッターが切れているか不安になることがあります。

ソニーαは、古い規格で赤外線により遠隔リモートに対応しています。しかし、センサーがカメラ前面についているため後方からの操作に反応せず、使い勝手がよくありません。新規購入するなら、赤外線方式は避けた方が無難です。

機能

単一機能タイプ純粋に遠隔によるシャッターボタンを押すだけのコントローラー。無駄な機能がないため、価格が安い傾向です。電池を必要とせず動作する製品もあります。バルブ撮影時は、ボタンを押し続ける時間だけシャッターが開くタイプと、1回目のクリックでシャッターが開き、二回目のクリックでシャッターが閉じるタイプの2種類あります。

多機能タイプバルブ撮影時の時間設定をはじめ、タイムラプス機能やインターバル撮影機能を搭載。電池が必要になります。

純正品 or 社外製

リモートリレーズは、純正品と社外品があります。信頼性を求めるのなら純正品に軍配があがりますが、純正品は単一機能の製品が多い傾向です。

価格においても純正品は高価な傾向です。社外品は多機能な上に安価なので、個人的には社外品(アマゾンで販売している中華製)で十分だと割り切っています。

ソニーα用リモートリレーズは、純正品でBluetooth対応のワイヤレスリモートコントローラー「RMT-P1BT」が発売されています。純正品なのでαとの相性抜群なのですが、バルブ撮影時の長時間露光時間設定機能がないので購入を見送りました。長時間バルブ撮影をしない人には本命の製品だと思います。

外せない機能

個人的に必須だと思う装備は、バルブ撮影時のシャッター時間を設定できる機能を搭載していること。2分で設定すれば、ボタンを押すだけで2分経過後、自動的にシャッターを閉じてくれます。この機能がないと、例えば2分間の露光を行う場合、都度時計で確認する手間がかかり面倒です。

もう一つは、バックライト機能付きで「点灯と消灯」が選択できること。常時バックライトが点灯すると電池の消耗が激しくなります。また、星景撮影や天の川の撮影は、LEDバックライトなどの人工照明が嫌われる傾向にあります。トラブルの要因になるので、バックライトのON・OFFが任意に操作できることも重要です。

愛用中の製品

私が現在愛用中の製品は、Amazonで購入した「Photoolex Sony カメラリモートコードRST-7100S シャッター レリーズ リモートスイッチ 液晶LCD/タイマー機能付/撮影回数設定無制限5D4 / 3/2 6D2 80D A7R3 A7M3 A7R2 D7200 D750 D850など対応」です。
ソニー用を購入し、α9とα1で問題なく使用できることを確認しました。ソニー用以外に、T710C(キヤノン用)、T710N(ニコン用)もあります。

価格
Amazonで2021年3月に購入。価格は2,199円でした。

対応機種
ソニーα9、α1にて正常動作を確認しました。

機能
通常のリモートリレーズのほか、バルブ撮影時の長秒時間設定やインターバル(タイムラプス)撮影機能を搭載。バック照明は青色で、必要な時だけ(常時点灯じゃないのが◎)手動で点灯できます。

ケーブルの長さ
実測値115cmです。

接続方法
カメラ外部入力の「マイクロUSB」端子に刺すだけ。

電源
ボタン電池を使用する製品が多いですが、この製品は単四電池2本で駆動します。ボタン電池よりも長期間使える上、電池が切れてもコンビニで購入できるのが嬉しいポイント。エネループで運用中です。
バッテリー残量が減ってくると液晶画面に電池マークが表示されます。この手の商品は、電池残量がわからない製品が多く電池の交換時期がわかる点は大きな魅力。万が一の電池切れを未然に防ぐことができます。

購入後に判明したのですが、電池が切れてもリレーズは動作します。無線式は100%使用できなくなるので、最大のメリットといえそうです!

T710Sの操作方法

電源

電源スイッチはありません。いずれかのボタンを押すと自動的に電源がONになります。約10秒間経過すると自動的にOFFになります。

リレーズ

通常撮影時
シャッターボタンを押すだけ。

バルブ/タイムラプス撮影時
シャッターボタンを1回押すとシャッターが開きます。2回目を押すとシャッター閉じます。

バックライトの設定

バックライトの点灯方法
照明ボタン1回押すとバックライトが点灯。約5秒後に自動消灯。

※照明ボタンを長押しするとロックモード(液晶画面に「L」が表示)になります。再度長押しするとロックを解除できます。
※バックライトを点灯させたくない時は、リレーズボタンまたはタイマースタートボタンのみを押します。

作動音の設定

音を鳴らす場合
「▶︎」を押してバーの位置を「♪」に合わせます。「SET」ボタンを押し「▲」を押し「♪」を表示させ「SET」ボタンを押します。

消音したい場合
「▶︎」を押してバーの位置を「♪」に合わせます。「SET」ボタンを押し「▲」を押し「♪」に「×」が表示した状態にして「SET」ボタンを押します。

バルブ時間の設定

例:カメラ側をバルブに設定し、任意の長秒露光に設定する場合で紹介します。

スタートボタンを押してからシャッターが切れるまでの時間を設定
「SET」ボタンを押します。
バーの位置が「DELAY」にあることを確認します。スタートボタンを押してからシャッターが切れるまでの時間を設定します。スタートボタンを押した瞬間にシャッターを切りたい場合は「▶︎」を押して秒単位まで移動し「00」に設定し「SET」ボタンを押します。
スタートボタンを押した2秒後にシャッターを切りたい時は「▲」を2回押し「02」に設定し「SET」ボタンを押します。

バルブの長秒撮影時間を設定
「▶︎」を一回押し、バーの位置が「LONG」にあることを確認します。
「▶︎」を押して時間を設定します。
1分の場合「▶︎」を2回押して分単位の設定に進み「▲」を1回押して「01」に設定し「SET」ボタンを押します。
1分30秒の場合「▶︎」を2回押して分単位の設定に進み「▲」を1回押して「01」に設定。「▶︎」を一回押して秒単位の設定に進み「▲」を30回押して「30」に合わせ「SET」ボタンを押します。

その他設定
「INTVL」は00:00’01″、「N」は「1」になっていることを確認します。

撮影開始の操作
「スタートボタンを」1回押します。シャッターが開き、カウントダウンが開始。0秒になるとシャッターが自動で閉じます。

途中停止したい場合の操作
再度スタートボタンを押すと強制停止します。

タイムラプスの設定

例:シャッター間隔を5秒毎に設定し、100回連続撮影する場合を紹介します。

「DELAY」の設定
00:00’00″に設定します。

「DELAY」の設定
00:00’00″に設定します。

「INTVL」の設定
シャッター間隔を5秒の場合、00:00’05″に設定します。

「N」の設定
100回撮影する場合、100に設定します。※最大399回まで設定できます。

撮影開始の操作
「スタートボタンを」1回押します。100回撮影すると自動停止します。

途中停止したい場合の操作
再度スタートボタンを押すと強制停止します。

まとめ

使用頻度の高いアイテムです。価格も2000円ちょっとで購入できるので「純正品はちょっと高くて」とお悩みの方は、思い切って購入することをお勧めします。「ボタンがもう少し大きい方が良い」と思える点もありますが、写真撮影にはまったく影響を及ぼさないのでご安心ください。


created by Rinker
ソニー(SONY)
¥6,678 (2021/06/20 21:14:13時点 Amazon調べ-詳細)

コメント

タイトルとURLをコピーしました