人気のミラーレス一眼はシステム総額と将来性でマウント選択!

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カメラ

ミラーレス一眼の購入で迷っているなら、性能比較や口コミ以外に「システム総額」にこだわってみては?

各社2000〜3000万画素級ミラーレス一眼をベースに、F2.8通しのレームレンズ2本(24〜70mm、70〜200mm)、ミドルクラスのフラッシュを購入した場合を想定してシステム総額を算出しました。

キヤノン RFマウント機

※EOS R5、R6の発売を控えています。発売を待つのもアリな状況です。

商品 希望小売価格(税込) 市場価格(税込)
EOS R 242,000円
※キヤノンオンラインストア価格
168,560円
※価格com 2020年4月26日
RF 24-70 F2.8 L IS USM 302,500円
※キヤノンオンラインストア価格
258,995円
※価格com 2020年4月26日
RF 70-200mm F2.8 L IS USM 341,000円
※キヤノンオンラインストア価格
268,500円
※価格com 2020年4月26日
スピードライト 470EX-AI 49,280円
※キヤノンオンラインストア価格
35,296円
※価格com 2020年4月26日
総額 934,780円 731,351円
EOS R5以降の新型モデル攻勢でシェア奪還を目指す!

キヤノンのRFマウント機は、発売から日が浅く、とくにF2.8通しのレンズは新製品なので高値を維持していますね。

キヤノンの特徴は、業界をリードするNo.1メーカーなので、技術力や企画力に申し分ありません。

商品供給が安定している印象で、長期欠品するようなことは少ないですね。業界あるあるの「予想を上回る受注がありお時間をいただきます」のアナウンスが少なく好印象です。

商品流通が安定してて在庫も豊富なので、価格comの最安値もお安くなる傾向にあります。

コストパフォーマンスはNo.1。

RFマウント機、キヤノンの基軸システムなので、レンズについては高額下取が期待できると思います。

超個人的にメーカー将来性を考察

キヤノンのカメラシステムは、メーカーの基幹事業です。職業カメラマンのシェアはNo.1ですし、EOS R5というド級のカメラが控えており、ソニーが先行中のミラーレス一眼の勢力図を一変させる可能性があります。

シェア獲得のためなら手段を選ばない風潮があります。

EOS R5の動画性能に常軌を逸したスペックが採用されたことからも、本気を出した時は恐ろしいポテンシャルを発揮します。また、EOS Rに採用されて酷評された「マルチファンクションバー」は、EOS R5には採用されずジョイスティックに変更されました。このあたりの挑戦と撤収のさじ加減が絶妙なんですよね。ソニーだったら意地でも使い続けるでしょうね。

撮影素子を自社で製造できる設備も備えています。RFマウントを購入してすぐに撤退することは考えられないと思いますので、安心して長期間使用できるシステムだと思います。

贔屓するカメラメーカーがないなら、シェアがあって製品流通も潤沢。過度に出荷量を調整して価格を維持することも見受けられません。一番無難なメーカーでしょうね。

ソニー Eマウント機

α7iiiは発売から2年以上経過しました。個人的な妄想ですが1年以内にα7IVが発売される可能性があります。

商品 希望小売価格(税込) 市場価格(税込)
α7iii 252,868円
※ソニーストア価格
196,480円
※価格com 2020年4月26日
FE 24-70mm F2.8 GM 305,800円 207,995円
※価格com 2020年4月26日
FE 70-200mm F2.8 GM 363,000円 244,400円
※価格com 2020年4月26日
フラッシュ HVL-F45RM 47,300円 34,380円
※価格com 2020年4月26日
総額 968,968円 683,255円
キヤノン&ニコンの本格参戦で市場価格が下降気味

ソニーのEマウント機は、カメラ本体もレンズも発売から時間が経過しているのでこなれてきました。α7iiiは発売から丸2年が経過しましたが、いまだに売れているので人気が伺えます。

ソニーの特徴は、いち早くミラーレス一眼の市場に参入し、いち早くシステム(交換レンズ)を構築した先行者メリットがあるところ。

しかし、商品供給は、発売初期に欠品する印象が強く、入手するのに数ヶ月要することがあります。また、値崩れを抑えるために流通量をコントロールしてる印象です。「予想を上回る受注がありお時間をいただきます」のアナウンスを見かける機会が多いですね。

価格comの最安値は、流通調整が入るので値崩れすることは少なく感じます。

ソニーはミラーレス一眼としてリードしてきましたが、現役αユーザーとしては「技術的な一貫性が保たれておらずAF測距についてはシステム的な制限を抱えているのでは?」と思います。ミノルタのDNAが宿っているので過去の失敗を繰り返し、いずれはキヤノンやニコンに抜かれる脆さがあります。

レンズについては、新型ボディーが登場した時、古いレンズは「機能が制限される」ことが増えてくると思います。ここにきて開発スピードが一気にダウンした点も少し気がかりです。

超個人的にメーカー将来性を考察

ソニーは撮影素子の製造メーカーとして圧倒的なシェアを獲得しているので基礎体力は「最強」です。最新素子を自社メーカーで独占することも可能です。タムロンの大株主がソニーだったりしますからね(笑

ソニーのカメラシステムは、開発現場は旧ミノルタの技術者が指揮をとっています。個人的な印象ですが、技術的に一貫性が先見性がないように思います。

新型カメラが発売されたとき「古いレンズはこの機能を使用できない」というケースが増えてくると思います。ニコンFマウントみたいですよね。

ソニーは実質的に日本のメーカーではありません。白人の経営陣は売り上げだけを重するので、コストがかかる堅牢性などにはお金をかけない体質なんですよね。

また、ソニーは独自規格にこだわる会社です。撮影メディアにメモリースティックが使えるのはソニーぐらいでないでしょうか? 発熱に問題があるのに、頑なにボディの小型化にこだわるとか。独自規格のストロボも評判よくありませんよね。

撮影素子の製造メーカーなので経営は盤石だと思われます。ただし、ソニーのカメラは無機質な電化製品的な香りがします。αユーザーの多くはカメラを「愛機」と呼ぶ人は少ない傾向です。

カメラのリセールバリューは良くありません。ソニーは新型カメラが発売されると旧型カメラは値下げられて継続販売される傾向にあります。家電メーカーの発想なのですか?

価格改定が入ると中古価格も下降します。売却を考慮するなら現行末期で売却することとお勧めします。

レンズは高値で下取りできるようです。

ニコン Zマウント機

※新製品の噂は特にありません。

製品 希望小売価格(税込) 市場価格(税込)
Z6 277,750円
※ニコンダイレクト価格
218,999円
※価格com 2020年4月26日
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S 336,050円 227,789円
※価格com 2020年4月26日
NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S 354,530円 287,100円
※価格com 2020年4月26日
スピードライト SR-700 48,500円 34,400円
※価格com 2020年4月26日
総額 1,016,830円 76,8189円
レンズ価格が高額なのでシステム総額がアップする傾向

ニコンは戦艦大和の光学機器を製造していたことで有名な老舗です。個人的には、緻密な機械工作に優れる反面、デジタル系・アプリ系・企画系に弱い印象です。

ソニーがミラーレス一眼を発売した時「強気な価格設定だな〜」と思いましたが、今はニコンが一番割高になりました。

ニコンのZマウント機は、カメラ本体もレンズも発売から間もないです。価格については、カメラ本体・レンズ共に割高(強気)な設定になっているのでニコンで一式揃えるためには相当な体力(現ナマ)が必要です。

高額なキャッシュバックキャンペーンが催されますが、システム一気揃えるのなら慎重に判断した方が良いと思います。

超個人的にメーカー将来性を考察

キヤノンとソニーにあってニコンに無いものは? ニコンは撮影素子を自社製造できません。景気が悪くなってくると、このあたりがジワリと効いてきそうで心配です。

動画まわりがとにかく貧弱な印象です。Zシリーズで一気に進化を遂げましたが、このまま放置されそうで心配。「外注なのかな?」と思ってしまいます。

ニコンには、通称「ニコ爺」が人気を支えていますが、高齢層なので今後目が衰え体力が弱くなればいずれカメラも購入しなくなります。宗教的なファンがごっそり消える可能性があり、ニコ爺がいなくなったらニコンを支持する層が思い浮かびません。

ニコンブランドは永遠に不滅だと思いますが、超長期的に考察すると買収劇も否定できません。

まとめ

新しいカメラを購入するときには、システム総額を考慮してください。また、カメラは資産です。売却時のリセールも考慮すれば完璧です!

最後までお読みいただきありがとうがざいます

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