発売から3年が経過した中古のSony α9を2020年に購入した理由

カメラ

巷では、動画と高感度に特化したα7SIIIの登場に沸いています。

ガジェット&カメラ系Youtubeは、こぞってα7SIIIを絶賛し、購入宣言している状況です。

最新カメラを購入すれば注目されてアクセス数が伸びます。

そんな状況下、僕は中古のα9を購入しました。

この時期にα9を購入した経緯をブログ記事にまとめてみました。

 

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α9の基本情報

α9は、第三世代のαボディを最初に採用したカメラ。

ソニーでは、フラッグシップではなく「高速連写機」と位置付けられています。

 

メリット

  • 電子シャッターによる秒間20コマ連写
  • 写真撮影時のローリングシャッター歪みが少ない
  • ブラックアウトフリー連写
  • サイレントシャッター
  • AFのトラッキング機能が高性能
  • 最新FZ100バッテリーが使える

 

デメリット

  • メカシャッターの仕様が第2世代(秒間5コマ)と古い
  • 動画撮影時はローリングシャッター歪みの恩恵が受けられない
  • PPプロファイルの設定がない
  • シャッターボタンの設計が古く耐久性に乏しい
  • バッファ解放まで操作を受け付けない
  • シャッターフィーリングがα7IIIより劣る

 

発売時期は2017年5月26日

発売から3年が経過し、4年目に突入しました。

流石に古さが目立ってきましたね〜。

総合力ではEOS R5に劣りますが、α9だけの唯一無二の機能があるのも事実です。

「α9」の1台だけで運用するのは酷ですが、α7IIIやα7RIVの2台体制でシステムを構築すれば、α9のデメリットを補いつつ、良い点を活用できます。

 

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α7SIIIは素晴らしいカメラ

僕は「動画7割・写真3割」の割合でミラーレス一眼を利用しています。

製作関連の収益は、動画が圧倒的に占める状況です。

α7SIIIは、動画制作に携わったことがあるユーザーにとって質実剛健の魅力的なカメラです。

型式こそ「III型」ですが、新型の映像エンジンが搭載され、実質5世代目のカメラといえそうです。

今後発売されるα7IVは、α7SIIIの外装や技術が活かされることが予想されます。

 

10歳若かったらα7SIIIを購入したでしょう!

カメラを使った制作関連の仕事は、1年ごとが勝負です。いつ収入が途絶えるかわからないご時世、時期的に過剰投資は極力避けるべきだと思っています。

うちの場合、動画を受注した場合、納品場所はクライアント様のYoutubeチャンネルにアップロードすることがほとんどです。

必要に応じて店内再生用にブルーレイやDVD化して追加納品ぐらい。

といわけで、最終納品は「1080P H264 8bit 4:2:0」なんです。

ビットレートも20MB/bps程度で十分。

 

α7SIIIはスペックが高すぎる現実

α7SIIIは、色数豊富でハイビットレートで撮影できます。4K60Pに対応し、4K120Pのスローモーションも撮影できます。素晴らしい!

しかし、実際の仕事は1080・30P収録で十分なんですよね。

うちのクライアントからは、4K60Pは絶対に求められません。

また、PP10で撮影するのが人気ですが、PP10はカラーメンジーメント非環境で閲覧すると地味に見えます。しかし、カラーマネージメント対応アプリかつ高色域モニタで閲覧すると、彩度がどキツく癖のある印象です。

PP10をFCP7.03で開くと地味な印象ですが、FCPXで開くと彩度がキツくなります。

という理由で、α7SIIIを購入しても、僕はPP10を使わないでしょう。

4K60Pも編集が大変になるので使わない。

 

ん? 現時点でα7SIIIいらないんじゃない???

 

冷静に考えた結果・・・

3年後に4K60P納品する状況は考えられません。

万が一の場合、必要になった時に購入すれば良い。

数年後、4K60Pが必要になれば、低グレードのカメラにも普及していることが予想されます。

必要になった時に購入すれば、コストは半額で収まるのでは?

α7IVに4K60Pが搭載されれば、安価な上に事足りるわけです。

 

現在使用中のα7IIIは、2021年3月でソニーストアの保証が終了します。なのでα7IVが発売されたらα7IIIを放出してα7IVを購入するのは既定路線です。

CANON EOS R5/R6の電子シャッターはα9に劣る

巷ではキヤノンEOS R5が大絶賛中です。

ところが、EOS R5の電子シャッターで撮影した写真をネットで見る機会がありました。

 

ローリングシャッター出まくりですごく歪んでいました。

EOS R5は、α9の発売から3年新しい最新カメラですが、CMOSから高速書き出しする技術は、安易なことではなかったようです。

 

α9の電子シャッターでヘリコプターを撮影しました。わずかにローターに歪みが出ていますが、気がつかないレベルだと思います。

 

α9の電子シャッターの性能を過小評価していた

ソニーさん、すいません。

α9はメカニカルシャッターが最大5コマしか撮影できません。α7IIIに劣ります。

「ないない」となるわけですが・・・。

電子シャッターに着目すると「EOS R5に優っている」わけで、今後5年間はキヤノンはソニーに追いつけないことが予想されます。

 

α7SIIIを購入するより、α9を電子シャッター専用機として買い足した方がメリットが大きいと総合的に判断しました。

新品と中古

α9の新品価格は、ソニーストアで10%オフクーポンを適用した価格は39万円ぐらい。

価格.COMの最安値は税込35万円程度です。

 

買取価格は、最近価格急降下中で20万円を割り込み、19万円台に突入しました。

 

2020年時点、新品のα9をソニーストアで購入すると買った瞬間に20万円損します。最安値で購入しても16万円損します。

 

α9を中古で購入すれば・・・

今回、僕はAB程度(マウントの傷が減点がおおきく外観はA程度のタマ)のタマを28万円で購入しました。

売却しても赤字分は9万円に抑えられます。

 

僕は幸い、カメラを半額で修理できる環境です。

ソニーの修理代金は高額なことで有名ですが「半額で修理できれば中古で購入しても問題ない」と判断しました。

万が一故障すれば「保証つきの新品を購入すべきだった」ということになりますが、大切に扱うことでトラブルが発生しないことを祈るばかりです(笑

 

【少し古いですがこちらの記事も読まれています!】

ソニーα9 2020年の中古価格や市場在庫を考察する

中古α9の選定方法

今、僕の手元に2台のα9があります。

シャッター回数4000枚程度のものと、使い古されたものです。

 

● ヘタリはシャッターボタンにあらわれる!

この2台を比べた場合、シャッターボタンを押した時のフィーリングが明らかに異なります。

使い古された個体は、シャッターボタンを押した時、半押し状態からシャッターを切った時の剛性感が乏しく、ストロークも深く感じます。

使い古されていないものは、及第点に収まります。

シャッターボタンのフィーリングは、明らかにα7IIIが勝ります。

※修理代は2万円ぐらいするようです。

 

シャッターボタンのフィーリングを必ず確認する

 

● α9の傷がついきやすい箇所

ソニーα全般に言えることですが、エッジを活かした面構成のため角の部分が地層ハゲしやすくなります。

中古を購入する時、下記ポイントをチェックして、及第点に収まるか判断してください。

  • ストラップ固定金具部分とボディの擦れ跡
  • 底面凸部の塗装ハゲ
  • ボディ前面右下のエッジ部分
  • 底面(液晶モニタ下部)のエッジ部分
  • メディア開閉ボタン横の塗装テカリ
  • シャッターボタン周辺エッジ部分の塗装テカリ
  • マルチインターフェースシューの塗装テカリ
  • レンズ着脱ボタンのテカリ

上記部分が傷がつきやすい部分です。

 

● サービスキャンペーン情報

α9にサービスキャンペーンが告知されています。

対象品番:3020001~3023644までの一部

大型のフラッシュ(別売)などをマルチインターフェースシューに取り付けて使用した際に大きな負荷が加わると、稀にマルチインターフェースシュー部にがたつきが発生する場合があることを確認いたしました。

無償修理期間:2021年3月31日まで(2020年3月31日更新)

 

症状が発症しないと修理対象になりません。
中古のα9を購入する場合、3023645以降のモデルを購入することをお勧めします。

カメラと同時に購入したいもの

● 液晶保護フィルター

個人的なお勧めは、ソニー純正ガラス保護フィルターです。厚みがありますが、透明感と光沢感が格別です。

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● SDカード UHS-II

α9は、連写時にバッファが蓄積するとメニュー操作できなくなります。書き込み速度の遅いSDカードを使用するとイライラする時があります。連写する場合は、UHS-IIを使用することで軽減できます。

ProGrade DigitalのSDカードはコストパフォーマンスの点で魅力的です。僕も愛用中です。

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α9の中古品が枯渇中!

α9の中古市場は、2020年春頃までは市場に30〜40台のタマが流通していました。

 

ところが、2020年6月以降、α9の中古品のタマ数が激減。

 

2020年8月に入ると、価格.comの中古台数が6台まで減少しました。

Aランクで32万円以上、Cランクで27万円中盤。

僕は、探しに探して外観無傷(マウントに小傷あり・撮影枚数4500枚)のタマが28万円で購入できたのでラッキーです。

結論

中古市場は現品勝負なので、タマ数により価格が変動します。

α9の中古品は、動き物を撮影するユーザーにとって、検討する価値十分の唯一無二の存在だと思います。

カメラを新規購入する場合。α9IIとEOS R5を比較すると、価格帯が近似している分、後発のEOS R5が魅力的に見えます。

ところが、EOS R5の6割ぐらいの価格でα9の中古品を比較した場合、電子シャッターの高速連写は同等な上、ローリングシャッターが圧倒的に少ないα9は、魅力的な存在になり得ます。

 

 

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