人気のソニーα7IIIで撮影した海外作例をレンズ別にレビュー

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カメラ

みなさん、どもっ!

私はカメラを発売日に購入することは少ないですが、ソニーα7IIIは発売日に入手した数少ないカメラです。早いもので発売から2年が経過しました。

仕事用に購入したカメラですが、軽量コンパクトボディでフルサイズが撮影できるメリットは大きく、海外旅行でも大活躍中です。

お恥ずかしい駄作ですが、バンコクで撮影した作例を掲載します。

FE 24-105mm F4 G OSS作例 「旅写真はこれ1本でOK」

広角24mmから中望遠の105mmまでカバーできる高性能な万能レンズ。解放 F値が少し暗いですが、α7IIIはフルサイズの裏面照射型CMOSセンサーを搭載するため、感度を若干高めに設定しても画質低下が数なく、オールマイティに使用できます。

このレンズは、望遠端が105mmまで伸びるので「もう少し寄りたい」というカメラマンの要求に応えてくれます。また、広角端は24mmスタート。28mmスタートのレンズと比較すると、数値以上にワイドに撮影できます。標準ズームの定番「24-70mm」よりも、撮影チャンスを確実に増やしてくれます。

午前中のカオサンロードを撮影。閑散とした薄暗い路地に視線を向けると女性が歩いてます。解放値がF4.0なので手ブレすることなく撮影できました。

1〜2時間に1本ぐらいのペースで運行しているタイ国鉄の列車。偶然遭遇したので望遠端の105mmで撮影しました。中望遠レンズの圧縮効果が得られます。現像はLminar4です。

ヤワラート地区の屋台を撮影。欧米人とタイ女性が路地で食事している光景です。日本では馴染みない光景ですが、この国ではいたるところで目撃できます。夜間の撮影ですが、感度を上げ、手ぶれ補正の助けを借りて手持ち撮影しました。怪しい雰囲気がたまらないですね。現像はLminar4です。

チャオプラヤー川とワットアルンを背景に、日が暮れるマジックアワーを撮影。肉眼では暗闇の状況ですが、三脚を立てて、長時間露光で撮影。昼間は逆光になりやすいロケーションですが、美しい色彩を収めることができました。現像はLminar4を使い、派手めに仕上げました。

植物とコンクリート、高架鉄道と自動車。飛躍的な経済成長を遂げるバンコクの街中を撮影しました。105mmで撮影した写真を130%ぐらいまでトリミングしました。撮影チャンスが一瞬なので、連続撮影モードHiに設定し、8コマ/秒の高速連写で撮影した中からベストな1枚をチョイス。日陰が大半を占めますが、空の雲もリティールも僅かながらも残っています。現像はLminar4です。

 

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FE 85mm F1.8作例 「リーズナブルだけどカリカリの解像度」

チャオプラヤー越しに黄金に輝くアイコンサイヤムを夕暮れに撮影。当初はFE 24-105mm F4 G OSSで撮影する予定したが、観光スポットということで三脚禁止。暗闇を手持ち撮影するため、急遽レンズをFE 85mm F1.8に変更しました。

このレンズは中望遠の85mm。いわゆるポートレートレンズですが、解像度が異様なほどカリカリです。ソニーα7IIIは、ボディ内手ぶれ補正機能が搭載されるので、手ブレすることなく手持ち撮影できました。等倍でチェックすると、建物の中の雰囲気まで確認できます。現像はLminar4を使い、派手めに仕上げました。

FE 70-200 F4.0 G OSS作例 「基本設計が古くなってきた?」

バンコクの街中に存在するリトルトーキョー。日本語の看板がズラリ並びます。この写真は200mmの望遠端で切り取り、看板を圧縮効果で引き立てました。FE 70-200 F4.0 G OSSは、望遠レンズの割にはコンパクトなので頑張れば海外旅行に持ち出せます。

しかし、設計の古いレンズなので弱点も。夜景撮影は顕著で、ボケが美しくなかったり、フレアが盛大に発生したり・・・。タムロンの「70-180mm F/2.8 Di III VXD」が気になります。現像はLminar4を使い、派手めに仕上げました。

 

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まとめ

発売から2年が経過したソニーα7IIIですが、市場では売れに売れているそうですね。そろそろ新型の噂が出てきそうですが、まだまだ第一線で使用できるポテンシャルを備えています。

2400万画素は使いやすく、A3までなら問題なくプリントできます。レタッチの際、パソコンの負担を気にすることなく、ストレスフリーでレタッチできます。

ソニーα7IIIは、バッテリーの持ちが良いことも特筆すべき点。写真撮影だけなら予備バッテリー持たずに余裕で1日撮影できます。FW-50バッテリーを使用する旧型機種とは雲泥の差を実感しますよ。

ソニーα7IIIは、今買っても十分楽しめるカメラです。

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