カメラマンにとって夏の季節は、夜景・花火大会・天の川など、夕暮れから深夜にかけて屋外撮影する機会が増えてきますよね。撮影意欲が湧くシーズンですが、油断していると蚊の餌食になります。というわけで、カメラマンの虫除け対策についてご紹介します。
Text/Photo:ちゃんまさ
私の防虫対策
私は岐阜城を撮影していますので、毎月一度は夕方から夜間にかけて田んぼや堤防に出没します。夏季のシーズンは、防虫対策を怠ると、ぼぼ100%の確率で蚊に刺され、痒い思いをします。
アマゾンで購入 ▶︎ KINCHO おでかけカトリス 携帯用 電池式
2022年は、新規購入した「ワークマンのエアロガードステルスジャケット」の効果絶大で、春から秋にかけての3シーズンは、屋外撮影の必須アイテムになっています。
2023年のアイテムは?
今シーズンの6月、いつもの月城撮影を田んぼから撮影しましたが、蚊の集団に襲われました。エアロガードステルスジャケット着用の上、防虫スプレーを吹き付けて挑みましたが、顔や耳付近を飛ばれると不愉快な気分MAXになります。
というわけで夏の防虫アイテムとして「KINCHO おでかけカトリス 携帯用 電池式」を購入しました。実は去年、携帯用蚊取り線香を購入しましたが、撮影場所を移動する時、消火作業がとても面倒なことを実感し、使わなくなった経緯があるので「リベンジ」となります。
※空間の狭い車内で蚊取り線香を使用すると、煙だらけで大変なことになります。匂いもなかなか落ちません。
KINCHO おでかけカトリス 携帯用 電池式
今回ご紹介する「KINCHO おでかけカトリス 携帯用 電池式」は、1,000円前後で販売されています。ドラッグストアーでも販売されているようですが、近所の店は扱いがなく、アマゾンで購入しました。
使用方法は、薬剤カートリッジを本体にセットして、電源を入れるだけと簡単です。効果は240時間持続するとの記載があるので、1カートリッジで1シーズン使えそうです。この製品は火を使わない電池式なので、使わない時は電源をOFFにするだけでOK。車で撮影場所を移動する時、火を消す必要がないことが購入の決め手になりました。
取り替え用カートリッジは、500円前後で販売されています。
開封
▲内容品です。本体の他、薬剤カートリッジ1個、単4アルカリ乾電池2本、吊り下げ用フック1個が付属します、本体を購入するだけで即使用できます。
▲本体カバーを開くと、モーターの軸があります。そこに薬剤カートリッジを押し込みます。
▲裏部を開き、単4アルカリ乾電池2本をセットします。
▲セットアップ後はこんな感じです。電源をONにすると薬剤カートリッジがモーターで回転し、殺虫成分を周囲に拡散する仕組みです。構造は扇風機に似ていますが、風は感じません。
▲操作方法は電源スイッチをON/OFFするだけ。通電時は赤色LEDが点灯するので夜間でも動作状況がひと目でわかります。電源ONでは赤色LEDが光らない時は、電池切れのサインになります。
▲装着場所は、エアロガードステルスジャケットのポケットに吊り下げ用フックを引っ掛けて取り付けています。
効果
屋外で「KINCHO おでかけカトリス 携帯用 電池式」を使用した感想は、蚊を100%近づけないことは不可能なようです。蚊取り線香より効果は弱いですが、防虫効果は体験できます。とくに、集団に押し寄せてきて顔周辺にまとわりつく蚊は、皆無になりました。
価格もアマゾンで1000円程度なので、1つ購入すると今シーズンの屋外撮影が快適になると思いますのでお勧めです!
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