Macmini|スリープ復帰でディスプレイが再認識しない時の解決法

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Macmini2018はディスプレイを読み込む順番がある

Macmini2018は、HDMIポートまたは Thunderbolt 3ポート経由で接続できます。

そして、Macmini2018にはポートが認識する順番があります。

複数のディスプレイを接続した場合、Macminiが最初に認識したディスプレイがマスターに設定される仕組みになっているようです。

HDMIにマスターディスプレイ、Thunderbolt3ポートの「2」にスレーブディスプレイが接続されていれば問題ありません。

しかし「Thunderbolt3ポートの「2」にマスターディスプレイ、HDMIにスレーブディスプレイ」を接続したり「Thunderbolt3ポートの「5」にマスターディスプレイ、Thunderbolt3ポートの「2」にスレーブディスプレイ」を接続されていると、逆の順番で認識されるわけですね。

起動時に、メインで使用するディスプレイに「アップルマークと進行バー」が表示されない時は、ポートを入れ替えることで改善できます。

スリープ復帰でサブモニターが認識しない問題の概要

筆者のPC環境は、Macmini2018にEIZO ColorEdge CG264とCX240を接続してデュアルディスプレイ環境を構築しています。

  • EIZO ColorEdge CG264(マスター) = Thunderbolt3 to DVI変換ケーブルで接続
  • EIZO ColorEdge CX240 (スレーブ)= HDMI to DVI変換ケーブル仕様で接続

このような組み合わせでMac側のスリープ機能を有効にすると、スリープからの復帰時にCX240(スレーブ)が映らないまたは砂嵐(カラーノイズ)が表示される事象が高確率で発生する状態でした。

いろいろ試したこと

  1. SMCリセット
  2. NVRAリセット

MACユーザーならお馴染みのコマンドを試してみましたが改善できませんでした。

解決法

EIZO ColorEdge CG264とCX240の対処法です。


[1] ディスプレイの電源をOFFにする

[2] ディスプレイの「MODEボタン」と「電源ボタン」を同時に2秒間押し続ける

[3]
オプション設定を表示。

[4]
「DP Power Save」の設定を「オン」から「オフ」に変更

[5] 「完了」を選択
ここからOS側の設定になります。

[6] システム環境設定→省エネルギー→「Power Napを有効にする」のチェックを外す
「DP Power Save」は、パソコン側がスリープ状態に入っている時、ディスプレイと通信するか否かの機能です。EIZOは、省電力を重視して、この機能を出荷状態で「オン」にしているそうです。設定をオフにしても消費電力の増加は僅かなようです。

上記設定はEIZOディスプレイの一例ですが、お使いのディスプレイに「DP Power Save」相当の機能があれば、機能を停止することで改善できるかもしれませんよ。

 

まとめ

今までスリープ復帰でモニターが映らなくなった時、HDMIケーブルを抜き差しをして対処していました。

ネット情報を検索すると「ケーブルの相性」を疑いケーブルを買い直している人を見かけました。

上記方法または他社ディスプレイも同等の機能があれば「機能をオフ」にすることをお勧めします。

最後までお読みいただきありがとうござます。

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