Nik Collection 6.3が登場!価格や新機能・無料試用版の入手方法を紹介

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Mac

2023年9月1日、Nik Collectionの最新バージョン6.3がリリースされました。Photoshopのプラグインとして歴史のある製品ですが、HDR画像の生成する「HDR Efex」とシャープネス処理「Sharpener」が、機能性の強化とインターフェースが刷新され、完全リニューアルされました。

というわけで、Nik Collection 6.3の変更点を簡単に説明。ベータ版を使用できる機会がありましたので、管理人のちゃんまさが、再構築された「HDR Efex」と「Sharpener」を体験した時の感想を紹介します。

Nik Collection6.3は、誰でも30日間無料でフル機能が無料体験できるので、リンク先も掲載します。この機会にご自身で撮影した写真で素晴らしい機能を試してみてくださいね!

Text:ちゃんまさ Photo:DxO/ちゃんまさ

DxOにより新設計された Nik Collection 6.3

Nik Collectionは、1995年にPhotoshop向けプラグインとして登場した、30年近い歴史のあるソフトウエアです。その後、紆余曲折があり、発売元がNIKONやGooglへ移行。2017年にDxOがNik Collectionを買収し、現在に至ります。

Nik Collection 6.3は、PhotoshopやLightroom Classic向けのプラグイントを継承しつつ、DxOにより完全リニューアルされた最新版です。

Apple Siliconにネイティブ対応しました。

《《《 全機能を試用できます 》》》

無料体験版のダウンロードページへいく

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8つのプラグイン

HDR Efex(完全リニューアル)→ 鮮やかかつ自然に仕上がるHDR画像の生成

PreSharpener(完全リニューアル) → 直感的操作でシャープネスを向上

Prespective  → 光学的歪像補正とジオメトリをワンクリックで補正

Dfine → ディテールを維持したままノイズ除去

Viveza → 色のコントロールとトーンの操作

Color Efex → カラーフィルタのエフェクト集

Silver Efex → モノクロ写真を美しく仕上がるエフェクト

Analog Efex → レトロなフィルムルックのコレクション集

SharpenerrとHDR Efexが新設計

バージョン6.3の変更点は、他のNik Collectionプラグインと共通の新しいインターフェイスを採用したこと。Nik HDR EfexおよびNik SharpenerのU Point™︎ テクノロジーには、以下の新機能が追加されました。

  • 新機能コントロールポイントのパワーをコントロールして広範な調整を柔軟に行えるようにするコントロールライン
  • 新機能調整の強度とスタイルをより簡単に操作できるようにするコントロールポイント拡散機能
  • 新機能編集に大きな柔軟性をもたらすコントロールポイントとコントロールラインの反転機能
  • 新機能コントロールポイントとコントロールラインの編集を画像内の特定の色とトーンに紐付けできるカラー選択スライダー
  • 新機能部分調整をプリセットとして保存でき、頻繁に使用されるシャープニングやHDRのレシピにすばやくアクセスできるなど、複雑な編集内容も常に把握できる部分調整の命名機能

NikCollectionと連携できるソフト一覧

Nik Collection 6.3 は、下記ソフトウェアと直接連携できます。

対応ソフトウェア

  • Adobe Photoshop
  • Photoshop Elements
  • Lightroom Classic
  • DxO PhotoLab
  • Affinity Photo

▼新機能は下記のとおり

  • 新機能プラグイン内から編集内容をいつでもスマートオブジェクトに変換し、Photoshop 内で完全に非破壊的編集を可能に
  • 新機能 Nik Collection 内の直近 15 回の編集内容を、自由に選んでワンクリックで適用可能
  • 新機能お気に入りの編集がすぐに見つけられる、名前でのプリセット検索機能
  • 新機能 あらゆる画面構成での作業を可能にする HiDPI & マルチスクリーンサポート
  • 新機能 Affinity Photo をインストール時に自動的に検出

※Nik Collectionは、ソフトウェア単独で使用することもできます。

TIFFやJPEGに対応

Nik Collectionは、TIFFやJPEG形式の写真データに対してカラーレタッチや各種機能を適用できます。RAWデータを直接扱うことはできませんでした。

NikCollectionの無料試用版リンク

Nik Collection 6.3の試用版は、制限なしのフル機能を30日間無料で試用できます。メールアドレスを記入するだけでダウンロードできます。他社のようにユーザーIDの登録やクレジットカード情報の登録も必要ありません!

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Nik Collectionの価格

Nik Collection 6.3はサブスクリプション不要の買い切り型ソフトウェアです。

Nik Collection 6.3 ¥18,500

Nik Collection 6.3 アップグレード価格 ¥9,900 ※Ver.4または5所有者が対象

Nik Collectionのライセンス

Windows版とmacOS版があり、どちらも使用できるクロスライセンス制を採用します。最大3台までのコンピュータにインストールできます。

Nik Collection「Sharpener」のレビュー

新生「Sharpner」は2種類あり

完全新設計されたSharpenerrは「Presharpener」と「Sharpener Output」があります。

  • Presharpener = インポート時、ローパスフィルター等による描写の甘さを調整
  • Sharpener Output = 最終書き出し時のシャープネスを調整

Presharpenerを起動

▲Nik Collectionをインストールすると、対応ソフトの作業画面にコントロールパネルが表示されます。

▲Photoshopを起動すると、上記コントロールパネルが表示されます。処理したいボタンを押すとソフトが自動的に起動し、データがエクスポートされます。

▲Presharpenerのデスクトップ画面が表示されます。調整パラメーターは「アクティブシャープネス調整」と「バランスシャープ二ング」のバランスで、初期のシャープネスを調整します。画面右下の「適用」ボタンを押すと、Photoshopにエクスポートされます。

新規レイヤーとしてインポート

▲Presharpenerで処理された画像は、Phoroshopのレイヤーに配置されます。元画像には修正が加えられずデータは残ります。

Sharpener Outputを起動

▲最終出力時のシャープネスは、Sharpener Outputへエクスポートして調整します。

▲出力用のシャープネス設定は5種類あります。

  1. ディスプレイ
  2. インクジェット
  3. 連続階調
  4. 網点
  5. ハイブリッドデバイス

モニタ観賞用の設定から商業印刷用の設定まで、きめ細かなシャープネスを設定できます。

ディスプレイ用のシャープネス処理を試す

▲「出力用シャープネス調整の強さ」でシャープネスの強弱、「ストラクチャ」でノイズ量の強弱を調整します。ノイズの発生が少なく、最大のシャープネスを両立することが重要です。「適用ボタン」を押すと、Photoshopのレイヤーにデータが転送されます。

完成

▲完成した写真をトリミング後、Jpeg出力。クリックすると拡大画像が表示されます。

新生「Sharpener」の感想

メリット デメリット
  • 文字が自然な感じで処理される
  • 偽色の発生が皆無
  • AI処理のような違和感が少ない
  • 印刷用プリセットが用意されている
  • 強度を増やすとノイズが目立ちやすい
  • 経験とノウハウが必要

最新のシャープネスフィルターは、AIを活用した製品が増えてきました。AI系シャープネスは、ノイズの少ない美しい画像が得られる反面、偽色が多く発生したり文字が崩れやすいデメリットがあります。

Sharpnerは、従来型のシャープネス処理は深化させたものだと推測できます。効き具合を強くするとノイズがあらわれるため、絶妙なバランス感覚が求められます。メリットは、偽色の発生がなく、文字に違和感を感じないことが挙げられます。

また、Sharpenerは印刷用のシャープネスを用意していることも特徴です。印刷方式、解像度、鑑賞距離に応じて最適なシャープネスで処理できます。

プリント機会の多い人は、30日間無料の体験版をダウンロードして効果を確かめて欲しいと思います。

Nik Collection「HDR Efex」のレビュー

新生「HDR Efex」は2種類あり

完全新設計されたHDR Efexは「Nik 6 HDR Efex – multple expoures」と「Nik 6 HDR Efex – single image」があります。

  • Nik 6 HDR Efex – multple expoures = 露出の異なる複数枚の写真から生成
  • Nik 6 HDR Efet – single image  = 1枚の写真から生成

HDR Efexを起動

▲Nik Collectionをインストールすると、対応ソフトの作業画面にコントロールパネルが表示されます。

▲Photoshopを起動すると、上記コントロールパネルが表示されます。処理したいボタン(Nik 6 HDR Efet – single image)を押すとソフトが自動的に起動し、データがエクスポートされます。

▲Nik 6 HDR Efet(single image)のデスクトップ画面が表示されます。調整パラメーターは、直感的に操作できます。

▲上記のようにパラメーター調整しました。

新規レイヤーとしてインポート

▲Nik 6 HDR Efet(single image)で処理された画像は、Phoroshopのレイヤーに配置されます。元画像は修正が加えられず素のデータが残ります。

完成

▲完成した写真をトリミング後、Jpeg出力。クリックすると拡大画像が表示されます。

45種類のプリセット

▲Nik 6 HDR Efet(single image)には、45種類のプリセットが用意されています。

▲プリセット「03 ディープ2」を適用しました。

▲完成した写真をトリミング後、Jpeg出力。管理人のちゃんまさが直感的にレタッチした写真より、彩度が高く抜けの良い写真に仕上がりました。クリックすると拡大画像が表示されます。

新生「HDR Efex」の感想

メリット デメリット
  • プリセットが豊富なので初心者も安心
  • 映える写真が簡単に仕上がる
  • multple expouresはコツが必要

Nik 6 HDR Efetは、パラメーターの数が最少限度に厳選されているため、レタッチしやすい印象があります。また、プリセットが45種類用意されているので、レタッチに困ったらプリセットを適用すると簡単に仕上げることができます。

インスタグラムなどに「映え写真」をアップするなら、30日間無料の体験版をダウンロードして効果を確かめて欲しいと思います。

《《《 全機能を試用できます 》》》

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