Godoxのワイヤレスストロボ 純正と価格比較したら格安だった

ストロボ&照明

どもっ!

最初に結論を申し上げると、純正ストロボでワイヤレスストロボを構築予定の方は、まずはシステム総額を知ってください。予算に余裕があるなら純正がオススメです。総額を知らずに導入に踏み切ると「後悔する可能性」を秘めているので、この記事を執筆しました。

オススメなブランドがGodox(ゴドックス)です。

「え〜?中華ブランドはちょっと・・・」と抵抗があるかもしれませんが、そのイメージは完全に過去のものになりつつあります。

Godoxストロボは、いまや初心者からプロユースまで、多くのカメラファンに絶賛されている人気ブランドなんです。

純正ストロボの「システム総額」を検証し、Godoxのコストパフォーマンスを実証します。

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注目のワイヤレスストロボ 純正システムは「高価格」と「拡張性の低さ」が弱点

ストロボのワイヤレス撮影を楽しむためには、カメラ側に取り付ける送信器(トリガー)と受信機を内蔵したストロボが必要です。

これらの製品は、純正品または社外品から選ぶことになります。

純正品で揃える利点は、カメラとの互換性が保証され、未知の新型カメラが発売された時にもファームウェアを最新バージョンに書き換えることで対応できることにあります。信頼性やサポートにおいては純正品に勝るものはありませんからね。

しかし、です。純正のワイヤレスシステムは、とにかく高価。

純正品でシステムを構築すると、カメラメーカーを乗り変える場合、A社の純正ワイヤレスシステムは、移行先のB社システムとは互換性がありません。これ、結構なリスクですよね!

ワイヤレスストロボの撮影に慣れてくると、ソフトボックスやアンブレラなどを買い足し、高品位な写真撮影にチャレンジしたくなります。光の質を和らげるためにディフューザー系アクセサリーが必要ですが、純正品は、それらアイテムの用意がありません。

そのような理由から、ワイヤレスストロボを本格的に導入するなら「必ずしも純正品で揃える必要はない」というのが筆者(経験者)からのアドバイスになります。

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ワイヤレスストロボを純正品で構築した場合の総額に愕然! あなたは膨大なコストを投入できますか?

ワイヤレスストロボを純正品で構築するメリットは、前項でも述べましたが、完璧な動作が確約され、手厚いサポート体制が整っていることです。

万が一、不具合が発生しても、ファームウエアを更新することにより改善できる可能性があります。

ソニーEマウント 純正ワイヤレスフラッシュの特徴

ソニーのワイヤレスフラッシュは、電波通信方式と光通信方式があります。これからシステムを導入するなら電波通信方式を選択するのが賢明。

最大約30mの通信距離を実現
障害物・晴天下でも安定通信
5グループ・15台のフラッシュを制御可能
受信機にシンクロターミナルを搭載
導入コストがとにかく高額
ストロボとレシーバーが別体式
ディフューザー系のアクセサリーがない
ソニーの純正ワイヤレスフラッシュで2灯システムを構築した場合の総額
電波式ワイヤレスコマンダー FA-WRC1M×1 39,050円(税別)※ソニーストア価格 2020年6月時点
電波式ワイヤレスレシーバー FA-WRR1×2 47,300円(税別)※ソニーストア価格 2020年6月時点
フラッシュ HVL-F60RM×2 142,186円(税別)※ソニーストア価格 2020年6月時点
総額 228,536円(税別)※ソニーストア価格 2020年6月時点

ソニーストア価格で20万円を超える予算が必要です。ストロボ本体に受信機能を備えておらず、別途レシーバーを購入する必要があるのも割高な要因です。

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ソニー(SONY)
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キヤノン 純正ワイヤレスストロボ特徴

キヤノンのワイヤレス多灯システムは、電波通信方式(2.4GHz帯の周波数)を採用します。5グループ・15台のフラッシュを制御可能。スピードライト600EX II-RTに受信機を内蔵しているので、別途受信機を購入する必要はありません。

最大約30mの通信距離を実現
障害物・晴天下でも安定通信
5グループ・15台のフラッシュを制御可能
最新ミラーレス機のEOS Rに対応
ディフューザー系のアクセサリーがない

キヤノンの純正ワイヤレス2灯システムを構築した場合の総額

スピードライトトランスミッター ST-E3-RT×1 30,800円(税込)※定価 2020年6月時点
24,850円(税込)※カメラ量販店価格 2020年6月時点
スピードライト 600EX II-RT×2 79,200円(税込)※定価 2020年3月時点
55,590円(税込)※カメラ量販店価格 2020年6月時点
総額 136,030円(税込)※カメラ量販店価格 2020年6月時点

キヤノンで2灯システムを導入する場合、実勢価格で13〜14万円前後の予算が必要。ソニーやニコンと比較すると総額がもっとも安価です。

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キヤノン
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ニコン 純正ワイヤレスストロボの特徴

ニコンのワイヤレス多灯システムは、赤外バスル発光による光通信を採用。4チャンネル、3グループのスピードライトを制御可能。コマンダーとスピードライトの受光部同士を合わせる必要があり、障害物の影響を大きく受ける。

最大約20mの通信距離を実現
5グループ・15台のフラッシュを制御可能
システムとしては旧世代
導入コストがとにかく高額
ディフューザー系のアクセサリーがない

ニコンの純正ワイヤレス2灯システムを構築

ワイヤレススピードライトコマンダー SU-800×1 44,000円(税込)※定価 2020年6月時点
39,600円(税込)※カメラ量販店価格 2020年6月時点
スピードライト SB-5000×2 79,750円(税込)※定価 2020年6月時点
70,950円(税込)※カメラ量販店価格 2020年6月時点
総額 181,500円(税込)※カメラ量販店価格 2020年6月時点

ニコンでワイヤレス2灯システムを導入する場合、実勢価格で18万円前後の予算が必要。スピードライト単体の性能は申し分ありませんが、通信システムが貧弱でありワイヤレス多灯システムとしての運用を考慮すると「価格に対するメリットが見出せづらい」というのが正直な感想。

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ワイヤレスストロボ2灯を 専業ブランド品(社外品)で揃えた場合の総額は?

ワイヤレス多灯システムを社外品(専業メーカー品)で構築するメリットは、システム価格が比較的安価に揃えられること。送信部がメーカーごとに用意されているので、カメラメーカーを乗り換えた時にも、トリガー(送信機)だけを買い換えればそのまま使用できます。

デメリットは、相性問題によって一部機能が動作しないことがあります。また、海外製品は日本語のサポートや製品保証が受けられない可能性があります。

ニッシン ワイヤレスストロボの特徴

送信部は「キヤノン用/ニコン用/ソニー用/富士フイルム用/オリンパス・パナソニック(フォーサーズ)用」を用意。TTLとMに対応。チャンネル数は8、発光グループはA〜Dまで設定できる。通信方法は電波式(2.4GHz帯)で、最大100mの遠隔操作を実現。

ニッシンでワイヤレス2灯システムを構築

NAS Commander Air10s×1 17,160円(税込)※ネット通販価格 2020年6月時点
NAS Receiver Di700A×2 25,300円(税込)※ネット通販価格 2020年6月時点
総額 67,760円(税込)※ネット通販価格 2020年6月時点

ニッシンで2灯システムを導入する場合、実勢価格で6万円強の予算で構築できます。ただし、専業メーカーですがモノブロックタイプの設定はありません。あくまでも個人的な感想ですが、サポートは良くない印象でした。

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NISSIN
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Profoto ワイヤレスストロボの特徴

スタジオ用ストロボの専業メーカーとして人気のProfoto。海外ブランドなので、とにかく価格が高価です。送信部は「キヤノン用/ニコン用/ソニー用」を用意。送信部は8チャンネル、3グループに対応。最大300mの遠隔操作が可能。TTLとMに対応。

Profotoでワイヤレス2灯システムを構築

Profoto Air Remote TTL×1 63,800円(税込)※カメラ量販店価格 2020年6月時点
Profoto A1X×2 138,600円(税込)※カメラ量販店価格 2020年6月時点
総額 341,000円(税込)※カメラ量販店価格 2020年6月時点

Profotoで2灯システムを導入する場合、実勢価格で35万円前後の予算で構築できます。写真業界のヴィトンなので総額はアメージングです。モノブロックタイプを選択することも可能です。

Godox 正規代理店 ワイヤレスストロボの特徴

スタジオ用ストロボの専業メーカーとして人気のGodox。中華ブランドですが品質はしっかりしています。送信部は「キヤノン用/ニコン用/ソニー用/フジ用/マイクロフォーサーズ」を用意。送信部は32チャンネル、5または16グループに対応。最大100mの遠隔操作が可能。TTLとMに対応。

Godoxでワイヤレス2灯システムを構築

X Pro×1 9,670円(税込)※カメラ量販店価格 2020年6月時点
V1×2 36,480円(税込)※カメラ量販店価格 2020年6月時点
総額 82,630円(税込)※カメラ量販店価格 2020年6月時点

2灯システムを導入する場合、実勢価格で8〜9万円の予算で構築できます。商品ラインナップが豊かで、ソフトボックスなどのアクセサリーも充実しています。モノブロックタイプを選択することも可能です。

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ワイヤレスストロボを無難に揃えるなら ニッシンが低コストで導入できる

ワイヤレス多灯システムを純正品で揃える場合、ソニーが飛び抜けて高くて20万円オーバーになりました。ニコンは、通信方式が貧弱なので、18万円の予算を投じるのに疑問符が・・・。キヤノンは、純正品としてはもっとも安価なので、予算があるなら導入する価値が高いですね。

社外品は、欧州有名ブランドのProforoは、30万円超えになりました。ニッシンは、7万円以下(販売店が限定されワンプライス販売)で揃えることができます。

Godoxは、日本正規代理店の正規品を購入すると、安価なストロボの扱いがないので総額8万円ぐらいの予算が必要です。国内代理店の保証や日本語による電話サポートが受けられるのはメリットです。

社外品(専業メーカー品)の対応状況は下図のとおり。組み合わせにより動作しない機能があるので購入前に要確認。送信機を買い換えればシステムを他メーカーで使用することができます。

キヤノン ニコン ソニー フジ マイクロフォーサーズ ペンタックス
ニッシン
Profoto
Godox

Godoxを購入する上で無視できない 割安に購入できるネット通販(平行輸入品)の存在

さて、ここからが本題です。Godoxは、中国製のブランドです。ネット通販で検索すると、並行輸入品がたくさん販売されています。また、正規代理店が扱っていない製品も販売されています。

少し前まで「並行輸入品には技適マークがない」という問題がネットを賑わせました。しかし、2020年時点では、並行輸入品でも技適マークが付帯するので合法的に使用できます。

ただし、メーカー保証は諦める覚悟が必要です。近い方は、ネットに紹介されているので中級者以上の方なら問題ないでしょう。

Godox編 平行輸入品でシステム最安値で構築する!

Godoxの並行輸入品でワイヤレス2灯システムを構築

X Pro×1 8,500円(税込)※ネット通販価格 2020年6月時点
TT685×1 13,700円(税込)※ネット通販価格 2020年6月時点
TT600×1 8,000円(税込)※ネット通販価格 2020年6月時点
総額 30,200円(税込)※ネット通販価格 2020年6月時点

Godoxを購入する際、平行輸入品で妥協できれば約3万円の投資で憧れのワイヤレス2灯システムが構築できます。

 

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まとめ

ソニー純正品でワイヤレス2灯システムを揃えるためにかかるコストは、安定の20万円越え。気軽に購入できる金額ではありませんよね。

専業メーカーのニッシンは、ソニー純正品の約1/3の費用で揃えられるので、クリップオン以上を求めないなら検討する価値はありそうです。

しかし、その斜め上を行くのがGodoxの並行輸入品です。

Godoxは照明機器の専門メーカーなので、スタジオ用のモノブロック(ゴドックス ad400proなど)やクリップオンの大出力タイプ(ゴドックスV1、コドックスAD200など)、アクセサリー(godox ソフトボックス)も充実しているので、本格的なスタジオ撮影に対応できます。

不景気なご時世、プロカメラマンもGodoxで揃える時代です。品質や耐久性を懸念する人が多いですが「アマチュアであれば全く問題ない」と断言できます。

余った予算で、関連製品を充実させれば、純正システムで直焚するより高品位な写真を撮影できます。

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