引用:キャノン EOS R5スペシャルサイト https://cweb.canon.jp/eos/special/eos-r/r5/
キヤノンは、2020年3月13日、同社ウェブサイトで公開中の「EOS R5スペシャルサイト」の情報を更新。新たに「AF被写体検出」と「8K動画撮影」のスペックを公開しました。
う〜ん、凄いす・ぺ・っ・く ですねぇ。
キヤノンが本気を出してきましたね。
現役αユーザー的考察をボヤきます。
AF被写体検出「犬・猫・鳥」の「全身・顔・瞳」に対応
AF被写体検出は、人物の他に「犬・猫・鳥」に対応することが公開されました。
動物認識は、「犬・猫」以外にも反応することが多いですが、「鳥」を明確に対象に含めたカメラは初ではないでしょうか?
また、検出部位は「全身・顔・瞳」に対応するとのこと。
鳥はクチバシが長いので瞳を認識できれば、合焦率が大幅向上しそうですね。飛んでいる鳥の瞳にピントがガチピンだったら相当凄いことですね。
不明な点を挙げるなら、動画撮影時も「犬・猫・鳥」と「全身・顔・瞳」を認識できるのでしょうか? 個人的に気になります。
撮影スタイルを一新する 8K動画撮影&静止画切り出し機能
8K動画はフレームレート29.97fps撮影が可能
すでに8K動画撮影を公表していましたが、フレームレート29.97fpsを内部収録できるとは驚きです。このあたりのスペックはパナソニックの独壇場でしたが、EOS R5が一気に抜き去ることになります。
ただし、8K動画を収録するには、高ビットレートと大容量収録に対応することが必須です。
ネット検索すると、8K・29.97fpsのビットレートはおおよそ100Mbpsとのこと。130÷8=約12.5MB/s以上のカードスペックがあればいいのかな? 意外とハードルは低いのかな。
ここからは個人的な妄想ですが、メーカーのことだから利益を確保すため、オプションでM.2ベースのSSDユニットが発売され、高速通信できる専用ポートを備えている、とか。
8K動画撮影のおまけとして、フルHD撮影時のハイスピード撮影も気になります。パナソニックはルミックスS1/S1Hは180fpsまで対応していますが、EOS 5Rはどうでしょうか?
8K動画から静止画切り出し機能は報道写真に革新を起こす!?
8K動画撮影から静止画切り出し可能に。4Kからの切り出しは約800万画素相当に過ぎないので、用途がWEBなどに限定されていました。
8Kの解像度は「横7,680ピクセル×縦4,320ピクセル」なので約3,300万画素に相当します。
動画圧縮にともなう画像の劣化が気になりますが、動画切り出しでも十分な仕事がありますからね。WEBの写真は動画のオマケになるのかな。
新聞社などでは撮影スタイルが一新するかもしれませんね。
撮影後のデータバックアップや後作業が大変だよ〜。
全モードでデュアルピクセルCMOS AF可能
パナソニックはルミックスS1/S1HのAF性能は、高速な動き物に追従できない印象です。また、同カメラは、フレームレートを下げるとAF性能が低下します。
その点、EOS 5Rは8K動画撮影でも、デュアルピクセルCMOS AF可能であることを表明。
デュアルピクセルCMOSは一画素で二画素分あるわけですよね? 素人の勘違いかもしれませんが、約3,300万画素の2倍にあたる約6,600万画素分のデータを演算しているのでしょうか? 詳しい人教えてください。
まとめ
筆者は、むか〜し、昔。キヤノンユーザーでした。キヤノンNew F1使っていました。そのままキヤノンを使っていれば「もっと楽できたのに」と思います。
現在はαユーザーですが、パナソニックS1/S1Hが発売されて、キヤノンからもEOS R5が発売されたら。
動画撮影時のAFに強いということでαに移行しましたが、わずか3年余りで周回遅れ?
キヤノンの底力に恐怖を感じます。
ただし、中国からの部品調達に困っているようです。発売時期が遅れないといいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました