【小松基地 スカイパークこまつ翼】絶対に失敗しないカメラマン情報

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撮影スポット

小松空港を離着陸する航空機をアイレベルで撮影したいなら、スカイパークこまつ翼がオススメ。RW06運用日の離陸および着陸風景が狙い目の撮影ポイントです。基本的に逆光になる条件が整っているので、露出補正を駆使しての撮影になります。脚立必須の撮影スポットなので、お持ちでない人はこの機会に購入を検討されるのはいかがでしょうか? 陽炎の影響を受けやすく解像しない時もあるので、そのような時は諦めることも肝心なスポットです。

小松空港撮影ポイント スカイパークこまつ翼

スカイパークこまつ翼は、飛行場西側にある工業団地に隣接する大型運動場です。ソフトボールやサッカーを楽しむ多目的広場、パークゴルフやグラウンドゴルフ場があり、平日でもシニアを中心に多くの人が訪れます。敷地内に大駐車場を完備し、トイレ(紙あり)や自動販売機もあるので、子供連れで訪れる場合にも好都合です。

撮影エリアは、グランド南端のフェンス越し全面。ほぼ全てで撮影できるためカメラマンが1箇所に集中することなく、トラブルを気にせず安心して撮影できます。比較的近距離で航空機の離陸や着陸シーンを撮影できますよ。

スカイパークこまつ翼

営業時間
3月〜10月 平日 8:30~18:30(土・日・祝は8:00〜)
11月〜2月 平日・土・日・祝 8:00~17:00

駐車場は500台以上駐車できます!

アクセス

スカイパークこまつ共生の丘からの交通アクセスは、県道20号線を西進。北陸自動車道安住スマートI.C.の反対に左折(工業団地側)すると正門に到着します。スカイパークこまつ共生の丘からの距離は約4km。所要時間はクルマで10分程度です。

ナビゲーション設定用住所 〒923-0983 石川県小松市日末町や1番地1

撮影装備

必要装備 脚立必須!

●カメラ&レンズ(テレコン)
●記録メディア
●予備バッテリー
●受信機 ※推奨
●脚立 ※必須

スカイパークこまつ翼からの撮影は、脚立必須です。足元が砂地かつ傾斜がついているので、通常の脚立使用は足元が安せず、たいへん危険です。フェンスは「通常のフェンス+上部に有刺鉄線」の2重構造になってます。有刺鉄線の上から撮影する場合は5段以上が必要。有刺鉄線とフェンスの隙間から撮影する場合は4段が必要です。注意点は、足元が砂地で平坦ではありません。長さ調整式で水平を確保しないと危険です。また、車載できるサイズを計測した上で購入しましょう。

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レンズは400〜600mm推奨

離陸前、滑走路西端に整列するシーンを撮影するなら、レンズは400〜500mmが必須。着陸や離陸シーンを狙う場合は600mmが必要です。
脚立利用の手持ち撮影が基本になるため、手ブレに要注意。1/2000秒あたりからスタートして、テクニックに応じてISO感度とのバランスを調整しましょう。

RW06運用時が最適

撮影に適した条件はRW06運用時(東側に離陸する時)。離陸シーンや着陸シーンを比較的近距離から撮影できる撮影スポットです。ただし、終日逆光になります。露出補正を駆使しながら撮影するスキルを持ち合わしていないと、真っ黒な機体写真を量産することになるので要注意です。

RW24運用時は、離陸後の高度が高くなるので、カッコ良い写真は望めません。風向きがRW24運用に変わったら、割り切って他の場所に移動した方が賢明です。

風向きは、天気予報と風向きを計算しながらを見極める必要があります。

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陽炎の影響を直撃

天気の良い日は陽炎の影響を受けやすくなります。高性能なレンズを用いても、陽炎が発生すると高精細な写真を撮影するのは困難です。残念ですが対策法はありません。カメラ設定でアンシャープマスクを強く設定すること、若干ですが解像度が増します。
陽炎により機体がまったく解像しない日もあります。そのような時は粘らず移動しましょう。

高速書き込み対応メディア

高画素機で連写する場合、大容量かつ高速書き込みに対応したメディアがあると頼もしいです。バックアップの時間が短縮できるメリットもあります。
私は、下記のSDカードで運用中。コストパフォーマンスと信頼性を両立するお勧めのメディアです。

created by Rinker
ProGrade Digital

キングストンCanvas React Plusシリーズは、低価格ですがトラブルは出ていません。UHS-II対応カードリーダーが付属するので、初めての高速SDカード購入としてもお勧めです。

RW06運用時(東に向かって離陸する場合)の撮影ポイント

▲「離陸前撮影」から撮影 α1+SEL600F40GM(トリミングあり)

▲「離陸/着陸から撮影」から撮影 α1+SEL600F40GM(トリミングあり)
※太陽の真下に入った時、機体が反射して露出オーバーになりやすくなります。

▲「離陸/着陸から撮影」から撮影 α9+SEL200600G(トリミングあり)
※陽炎の影響を受けた作例です。ピンボケ写真のように解像しません。

エアバンド対応受信機の必要性

撮影時にあると便利な装備がエアバンドに対応した受信機。小松空港は風向きが頻繁にかわる土地柄、ランチェンが頻繁に行われます。受信機を持っているとランチェンを知ることができます。

その他、有力撮影ポイント

スカイパークこまつ共生の丘 離陸時は500mm以上、着陸時は200mm前後の望遠レンズが必要。小松空港の定番撮影スポット
RW06エンド 離陸時は500mm以上、着陸時は200mm前後の望遠レンズが必要
小松空港送迎デッキ 送迎デッキのフェンス越しに撮影。離着陸とも500mm以上の望遠レンズが必要。終日逆光。
前川・梯川堤防 主にRW06運用時の離陸(ひねり)を撮影するポイント。600mm以上の望遠レンズが必要。午前中は逆光。
前川新橋周辺 主にRW24運用時の着陸を撮影するポイントですがRW06運用時の離陸も撮影できます。600mm以上の望遠レンズが必要。順光で撮影できる貴重なポイント。

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